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Multi Drummerのひろいです。
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スネアにはボトム側にスナッピーを取り付けますが、僕はPURESOUNDというメーカーのスナッピーを愛用しています。
皆さんはどこのメーカーのスナッピーを愛用しているでしょうか?
使っているスネアと同じメーカーのスナッピーを使っているという人も多いと思いますが、別にスネアと同じメーカーのものを使う必要や決まりはなく他のメーカーのものを使っても問題ないんですよ。
普段はスタンダードな本数の20本のスナッピーを使うことが多いですが、今回は30本という少し珍しい本数のスナッピーを試してみました。
スタンダードな20本に比べて本数が多いものになりますが、なぜ少し珍しい本数かというと本数の多いスナッピーの定番は42本です。
使うシーンとしては、スナッピーの派手な鳴りがほしい時に使うことが多いですね。
しかし、42本というのは単純な本数で考えてもスタンダードな20本の倍以上の本数になります。
となると、派手な音にはしたいけれど42本だと派手すぎる・・・というこだわりが出てくることがあります。
僕もちょうど、派手めな音にはしたいけれど派手すぎる感じにはしたくないという、良い塩梅の音にしたいスネアがあったので、本数的にも20本と42本の中間的な30本のスナッピーを試してみることにしました。
適度な派手さが手に入る
取り付けてみたところ、スナッピーのジャラジャラという成分は多くなり派手な雰囲気はありますが、予想通りその派手さが適度な派手さになります。
ロックなんかで派手にスネアを鳴らしたい時にもハマりますし、ポップスなかでも充分に使えます。
主戦場はロックとしつつも、このスナッピーを付けている1台で様々なジャンルに対応できる仕様になりますね。
共鳴の調整もしやすい
タム類を鳴らした際は、スネアも共鳴しスナッピーをオンにしている限りはジャラッという音やサーッという音は大なり小なり絶対に鳴ります。
そして、スナッピーの本数が多い程、その共鳴の影響を受ける割合は大きくなります。
単純に鳴る本数が多いからですね。
スナッピーの張り具合やチューニング、その他の様々な要素が共鳴には関係してきますが、本数の多い42本のスナッピーになると派手さを手に入れることが出来る代わりに共鳴の調整が難しくなります。
もちろん、どの程度共鳴を調整するかもドラマー1人1人の個性に繋がります。
共鳴なんて気にしない!という考え方だって良いんです。
しかし、なるべく共鳴によるスナッピーの鳴りを抑えたいと思っている場合は、それだけ調整が難しくなるんです。
ですが、この30本のスナッピーならば20本に比べれば共鳴の影響を受けやすいですが、42本に比べればかなり調整はしやすいです。
適度に派手さを手に入れつつも、共鳴の調整は比較的やりやすいということです。
この点もオールラウンドに対応しやすい要素の1つですね。
ブルーワイヤーを使うと更に良いが・・・
ピュアサウンドのスナッピーを使っている人ならば、ピュアサウンドのスナッピーコードと言ったらブルーワイヤーを思い浮かべる人も多いかと思います。
僕も凄く好きなスナッピーコードで、一般的な紐のスナッピーコードよりも細いのでスナッピーとヘッドの密着度が高まります。
そのおかげで、共鳴によるサーッといういつまでもスナッピーが微妙に鳴っているという現象を抑えることができます。
ですが、ワイヤー1本分エンドプレートがヘッドから浮いてくれるので、ヘッドの鳴りをミュートにより損なうことなくオープンなサウンドを得られるというメリットもあります。
この30本のスナッピーにも、ブルーワイヤーを取り付けるとそれらのメリットが活きて、好みの音かつ共鳴の調整もしやすいです。
しかし、このブルーワイヤーは廃盤になってしまったようです・・・
そして今回、新しくこの30本のスナッピーを買った時に付属されていたスナッピーコードは、黒色の紐タイプのものでした。
以前からこの30本のスナッピーには紐タイプのスナッピーコードが付属されていたかどうかはわかりませんが、今後は新しく生産されるものは確実にブルーワイヤーが付属されることはないでしょう。
僕は何セットかストックとして購入してあったので、今回の30本のスナッピーに付け替えより快適に使っています。
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紐タイプも悪くない
先程の項目でブルーワイヤーについての良さを書きましたが、実は黒色の紐タイプのスナッピーコードも全然悪くはありません。
むしろ他のメーカーの紐タイプのスナッピーよりも、柔らかく繊維も太く使いやすい印象でした。
ブルーワイヤーと比べてしまうと個人的な軍配はブルーワイヤーに上がりますが、この紐タイプも僕にとっては好印象でしたね。
ワイヤータイプのスナッピーコードは使ったことがないから不安という人は、ピュアサウンドの紐タイプのスナッピーコードを使えば扱いやすいかと思います。
まとめ
今回はピュアサウンドの30本のスナッピーについて書きました。
- 派手過ぎずに適度な派手さのスナッピーサウンドを得ることができる。
- 共鳴の調整は比較的やりやすい。
- ブルーワイヤーを使うと更に共鳴の調整がしやすい。
- 黒色の紐タイプのスナッピーコードも扱いやすい
このように、30本のスナッピーは痒い所に手が届く的な特徴があります。
日頃20本のスタンダードな本数のスナッピーを使っている人で「もう少し派手さが欲しいな・・・」と思っていたり、
日頃42本と本数の多いスナッピーを使っている人が「少し派手すぎるんだよな・・・」と感じているのならば是非使ってみると痒い所に手が届きますよ。
購入の際は自分の使っているスネアのサイズのものを購入してくださいね。
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