骨格、関節、筋肉を意識した体の使い方でドラムを叩こう

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Multi Drummerのひろいです。

ドラムは全身を使って演奏する楽器です。

どの楽器も結果的には全身を使っていることになりますが、特にドラムは全身を使っています。

正面から見てもわかるように両手は使っていますし、ドラムをやっていない人は知らないかもしれませんが足だって使っているわけです。

ドラムをやってみようと思った人へ!ドラムって足も使ってるんですよ!?

 

そして、それらの四肢を支えスムーズに動かすために胴体だって使っているわけですし、首や頭でリズムをとったりもしています。

決して手や足だけではないのです。

加えて、それをイスに座った状態でやっているわけです。

そうなると、ドラムを叩く上で肝になってくるのが骨格、関節、筋肉などを意識し、それらをどうやって動かしていくかということです。

いくら素晴らしい基礎練習のエクササイズフレーズを練習しても、絶対にできるようになりたいカッコイイ実践的なフレーズを練習しても、体の使い方を理解せずに練習していては思うように上達しません。

終いには無理な体の使い方をしていたがために、それが体の故障につながるという場合もあります。

叩く頻度が低いマイペースに趣味でやっている人も

趣味でやっている程度で、毎日ドラムを叩いているわけじゃないから体の故障なんて大丈夫と思っている人も、生活していく上ではドラムを叩く以外の動作も頻繁にしています。

仕事や学校での勉強、ドラム以外の趣味なんかもしているはずです。

特に他には趣味がないという人も、家に帰ってスマホをいじったりテレビを観たりはするでしょう。

しかし、それら全て体を使ってということになります。

椅子に座ってデスクワークの仕事や勉強をしていることも、リラックスしている時や寝ているにしてもなんらかの姿勢をとっていますので、それが身体へ影響を与えています。

姿勢が悪かったり長時間同じ動作をしたり同じ姿勢でいると、体に悪影響を及ぼします。

ドラムを毎日のように頻繁に叩くわけではないマイペースに趣味でドラムをやっている人でも、誰にでも日常生活とそれに伴う癖があります。

それらによる体の歪みと無理な体の動かし方でドラムを叩くということが合わさると、身体の故障に繋がってしまうことがあります。

身体の故障と言うと大げさかもしれませんが、なんとなく腰が痛いだとか、どこかの筋が痛いという些細なことに繋がってきます。

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ストレッチをするだけではダメ

ドラムに限らず、運動など何か体を動かす前に準備体操としてストレッチをする人は多いかと思います。

もちろん、ストレッチはケガの防止や身体をスムーズに動かすために必要となるとても大切なことです。

寝る前や朝起きた時にもストレッチをするが習慣になっている人は、凄く体のためには良いです。

しかし、それだけで安心してはいけません。

ストレッチをすることは大切でも、ストレッチをしているから全てが安全というわけではありません。

その後のメインに体を動かす動作が身体に無理をかけるものであれば、いくらストレッチをやっていても体に負荷を与えていることになります。

ドラムで言うところの、どんな体の使い方をしてドラムを叩いているか?ということです。

練習しても出来るようにならないのは体の使い方が悪いから

ドラムの練習をしていて一生懸命に練習しているにも関わらず、イマイチ練習しているフレーズができるようにならない・・・ということがあるかと思います。

単純に練習の内容が良くない場合もありますが、練習の内容は問題ないのに上達しないことがあります。

そういった場合は、そもそものドラムを叩く体の使い方が良くない場合が多いです。

ほとんどの人が生ドラムで練習をする場合、スタジオを借りてお金を払って個人練習をするでしょう。

しかも、練習の内容が問題ないにも関わらずお金も時間も使って練習しているのに上達しないとなると、精神的にもキツいものがあるかと思います。

なぜ練習をしっかりとしているのに上達しないのか?の裏側には、体の使い方が悪いということが原因の可能性が極めて高いです。

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正しいセッティングができているか?

体の使い方が良くない原因の1つに、セッティングが自分の体に合っていないということがあります。

もちろん、人それぞれ好みや理想はあるかと思いますので、こうしなければならないということはありません。

しかし、大前提として考えてほしいのが、人それぞれ骨格は違うということです。

身長も違えば、腕の長さや足の長さも違います。

それにも関わらず、例えばスタジオなんかで前の人が使ったセッティングのままで叩くなんてことは、自分で自分の上達の妨げをしているのと同じです。

自分自身でセッティングをしている人でも、それが自分の体に合ったセッティングなのか?ということを考えて各機材の調整をしていなければ、結果的に上達の妨げになります。

僕はどういったことを基準に各機材の調整をすれば良いかを、レッスン内で生徒さんにまず始めに教えますが、世の中にはこういったことを教えないドラムレッスンが多いんですよね。

別のドラムレッスンに通っていた生徒さんが新しく僕の所に来てくれた時に話を聞くと、ほぼ100%に近いくらいセッティングや各機材の調整については教えてもらったことはないと言います。

これは生徒さんを本気で上達させようと思っていなのと同じですね。

実際僕も音楽学校時代に何人ものドラム課の先生はいましたが、しっかり機材の調整やセッティングについて教えてくれた先生は1人もいませんでした。

やっぱりドラムってスティックで叩いたりペダルを踏めば誰でも音が鳴ってしまう楽器なので、こういった要素をないがしろにする人が多いです。

教習所でも車に乗り込む際に、イスの調整を何を基準にやるかを教えてくれます。

人それぞれ骨格は違いますし、それが運転に影響がするからです。

ドラムで言うところのセッティングなわけで、これを教えていないというのはドラムを教えるに値しないと僕は思っています。

とにかく自分の体と向き合う

ここまで書いてきた内容を意識するには、とにかく自分の体と向き合うことが必要です。

スムーズに関節や筋肉を動かすことができているか?痛みや極端な疲労はないか?そういったことをドラムを叩く時に考えていく必要があります。

「我慢すれば大丈夫」「違和感はあるけど一応叩けているから大丈夫」ではダメです。

そういった無理な体の使い方は、ドラムの上達も妨げますし体の故障も引き起こします。

興味を持って始め、好きで続けているドラムのはずです。

この先何年もプレイができ、上達することによって様々な楽しさの要素を感じることができるようにしていきましょう。

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