正面のタムは12インチじゃなくても良いんだよ(ワンタムセッティング)

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Multi Drummerのひろいです。

僕は約1カ月周期でドラムセットのタムの個数や、メインで使うスネアを変えています。

そうすることで色々と良いことがあるんですが、詳しくは下の記事に書いてありますので読んでみてください。

スネアやセッティングを1カ月周期で変えることのすすめ

ワンタム?ツータム?タムの個数を変えることのすすめ

 

という感じでセッティングをする際にタムの個数も変えるわけですが、正面のタム(ドラマーから見て左側)はワンタム仕様でもツータム仕様でもセットします。

一般的にスタジオにあるスタンダードなドラムセットの場合、ドラマーから見て左側のタムが12インチ、右側が13インチということが多いです。

となると、ワンタムの場合もツータムの場合も12インチのタムは毎回セットすることになります。

しかしながら、僕の個人練習で利用しているスタジオでは問題が生じてしまいます。

何が問題かと言うと、部屋によって12インチのタムが調子が悪いんです。

理由としては、困ったことにタムのフープが歪んでいるために、チューニングがキマりにくいんです。

僕は個人練習でも「これからレコーディングするの?」というくらいに、チューニングをします。

そこまでしっかりとチューニングするとなると、フープの歪みはチューニングの妨害でしかありません。

とりあえず叩ければ良いという人には関係のない話かもしれませんが、練習でも良い音で練習をし、チューニングをし音を作るということも練習と考えている人には困ったことなんです。

正面のタムは12インチじゃなくても良い

歪んだフープで各テンションボルトのピッチを合わせるとなると、かなり時間がかかりますし最終的には妥協しなければならない部分もでてきます。

いくらチューニングや音作りも練習の一環と捉えていても、必要以上に時間をかけたくはありません。

叩く時間が減ってしまいますからね。

そこで考えたのは、フープの歪みなどの欠陥があるタムが設置されている部屋を使う場合、ワンタムにする時はセットするタムを12インチではなく13インチのものを正面にセットしようと閃きました。

単純な方法ですが、これでチューニングのストレスが解消されます。

やっぱり12インチのタムの方が使う人も頻度も高いので、状態が悪いケースが多いです。

タムを入れ替えるという作業が発生するので若干の手間はかかりますが、チューニングが思うようにいかずに悪戦苦闘するよりも、はるかに手間も時間もかからないです。

もちろん、スタジオの店員さんに言って改善してもらう必要はありますが、すぐに対応してくれるかどうかはそのお店次第ですからね。

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音のバランスも良くなる

一般的にスタジオに置かれているドラムセットのフロアタムは、16インチというサイズが多いです。

そして、先程紹介したようにワンタムセッティングの際に13インチのタムをセットすると、音の馴染みが良くなります。

もちろん好みはありますが、12インチのタムと16インチのフロアタムでのワンタムセッティングの場合、タムとフロアタムの音程差が大きくなります。

これはこれで良いのですが、タム回しをした時などに急に音程が下がることが気になってしまうこともあります。

しかし、13インチタムと16インチのフロアタムならば音程差が適度なので、タム回しなどタムからフロアタムへ移動した時の馴染みは良くなります。

12インチのタムを使う時よりも、全体的に重心の低い重いサウンドにはなりますがロックなどにはハマりは良いですね。

チューニング次第では全然オールラウンドに使えますし。

日頃ワンタムセッティングをしている人は、

12インチのタム+16インチのフロアタム」
13インチのタム+16インチのフロアタム」

それぞれの組み合わせがどのようなサウンドの印象になるかを把握し使い分けていけるようにすると、サウンド面での対応力が高まりますよ。

まとめ

・スタジオやライブハウスに置かれている12インチのタムは、使う人も使う頻度も高いので状態が悪いことが多い。

・ワンタムセッティングの場合、正面のタムは12インチを使わなければならないということはないので、13インチのタムも使ってみる。

・16インチのフロアタムとの音程差を考えると、13インチの方が馴染みが良い。

・タムの入れ替えが発生するので若干手間がかかる。

どのセッティングもそれぞれ特徴や良さがあるので、シーンに合わせて使い分けができることもドラマーとしての能力の1つですね。

色々試してみてください。

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