あなたのスネアのフープは何?フープと音の関係について

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Multi Drummerのひろいです。

ドラムセットのタイコにはフープというものがついています。

タイコを真上から見たときの、一番外枠の金属の輪っかのことですね。

ヘッドを固定する役割もしています。

ドラムを叩いたことがある人なら存在は知っているかと思います。

タイコのサイズに合わせてどれも同じ種類のものが取り付けられていると思う人もいるかもしれませんが、形状や材質に違いがあったりと様々な種類があるのです。

そして、サウンドメイキングにおいてこのフープの各特性が音に大きく影響を与えているのです。

今回は特にスネアのフープについての解説をします。

自分のドラムセットやセット全体でなくてもスネアを持っている人、これから自分のスネアを手に入れようと考えている人は自分の求める音作りの参考にしてみて下さい。

プレスフープ

まずフープを大きく分けると、プレスフープダイキャストフープに分けることができます。

この2つ何が違うかと言いますと、製法に違いがあります。

まずプレスフープですが、伸ばした金属の板を折り曲げて作られています。

フープをみてもらうと金属が折り曲がって形成されているのがわかるかと思います。

あまり見たことがない人も多いかもしれませんが、中には折り曲がって作られていないものもあるのです。

この折り曲げられた出っ張りの部分の数で、プレスフープも更に種類分けができます。

プレスフープは別の呼び方でフランジフープと呼ばれることもあります。

フランジとは出っ張った部分(折れ曲がっている回数)のことで、シングルフランジフープ、ダブルフランジフープ、トリプルフランジフープと出っ張りの数によって名称が変わります。

先ほどの写真はトリプルフランジフープです。

もちろん、この数によって音にも影響が出るのですが、現代ではトリプルフランジフープが圧倒的に多いので、ここではフランジ数による音の違いは割愛します。

ちなみにシングルフランジフープは、バスドラムに使われるフープのように専用のフックがないと取り付けができない構造になっています。

スネアのフープにフックがついているのってあまり見かけたことがないと思いますが、それだけ現代ではトリプルフランジフープが主流になっているということです。

余談ですが、L’Arc〜en〜Cielのyukihiroさんモデルのスネアを持っている人は、そのyukihiroさんモデルのフープ(トップ側だけ)がシングルフランジフープです。
最近はyukihiroさん自身もシングルフランジフープは使わなくなってしまいましたが、持っている方は馴染みがあるかもしれませんね。

少し話がそれましたが、プレスフープの構造がわかったところで、ここからはその特徴について解説していきます。

サウンド的にはシェルの鳴りを活かしたオープンなサウンドになることが大きな特徴です。

また、金属を折り曲げているだけあって、オープンリムショットをした感触もやわらかめで、そのやわらかさが音にも繋がってやわらい音色の印象もあります。

開放感のある音という感じですかね。

深胴のスネアをノーミュートでプレスフープ仕様にすると、開放感のある長めの余韻が印象的な音にすることもできます。
もちろん、チューニングや各パーツの調整の仕方でも変わりますが。

この後解説するダイキャストフープよりも質量が軽いので、持ち運びもいくらか楽だったりします。

材質としてはスチールが多く使われますが、中にはブラスで作られたプレスフープもあります。

スチール製のプレスフープの音を標準とすると、ブラス製のものはブラス特有の明るさが音に加わります。

スチールよりもやわらかいので、まろやかな印象にもなりますね。

※後にも書きますが、購入の際はテンション数とトップ側ボトム側に気をつけて下さい。

ダイキャストフープ

先程の項目ではプレスフープについて解説しましたが、その対極となるのがダイキャストフープです。

ダイキャストフープの製法としては、型に金属を流し込んで作られています。

そのため非常に頑丈で強度が高く、硬さがあります。

その硬さが音にも現れ、フープ自体の金属的な音、スネア自体の音が輪郭の整った締まった音になります。

プレスフープが開放的なやわらかい印象に対し、密度の高いがっしりした印象があります。

金属の厚みがしっかりあるために、フープ自体の重さもあります。

求める音にもよりますが、個人的にはトップ側のフープはダイキャストの方が好きだったりしますね。

フープ単体を叩いてもこんなに音って違うんですよ。

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違いを理解できるドラマーになるには

ここまで読むと、なんとなくフープにも違いがあることはわかったと思いますが、正直なんとなくでしかないかと思います。

今回の記事を書いてこんなことを言うのもなんですが、実際に自分でスネアをいじり、フープを取っ替え引っ替えやって聴き比べないと本当に理解することはできません。

もちろん、この記事を読むことによってどういったことに意識して聴き比べをするかがわかりますので、知識をつけることも重要です。

つまり、どちらかだけでは消化不良を起こしてしまうということです。

フープについて何も知識がない人や、そもそもフープに種類があるなんてことを知らなかった人がいきなり聴き比べをしてもなんか違うけど何が違うかわからないということになります。

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機材を購入するとなるとお金がかかってきますので、今すぐにとは言いませんがまずはスネアを1台手に入れましょう。

そして、カタログやサイト見て標準装備されているフープがなんなのかを確認しましょう。

別に高価なものを購入する必要はないですし、プロの現場でも手頃な価格帯のものでもライブやレコーディングに使用されています。

僕はPearl製品を愛用していますのでPearl製品になりますが、何を買ったら良いかわからないとう人が初めてスネアを買うのならば、下の2台のスネアのどちらかを購入すると良いかと思います。

価格も手頃ですし、胴の深さも5インチと標準的で使い勝手もよくプロの現場でも多く使われています。

今回のテーマであるフープですが標準装備されているものは、スーパーフープⅡという名称になっていますが、スチール製のプレスフープです。

そして、フープの特性を体感するためにまずはダイキャストフープも合わせて購入すると良いです。

Pearlの場合はマスターキャストフープという名称のものがダイキャストフープです。

スネアはボトム側にスナッピーを取り付けるので、トップとボトムのフープの形が若干違います。

ですので、トップ側(バターサイド)・ボトム側(スネアサイド)用のものをそれぞれ手に入れましょう。

加えてスネアの場合、主にテンション数が10テンションと8テンションのものがありますので自身のスネアのテンション数と同じものを購入しましょう
(テンション数とは片面のテンションボルトの数です)

先ほど紹介したスネアの場合、テンション数は10テンションになりますので10テンションのダイキャストフープをトップ側とボトム側をそれぞれ購入すれば、標準装備されているプレスフープとの比較ができるということです。

ちなみにトップとボトムを同じ種類のフープにしなければならないということはないので、プレスフープとダイキャストフープだけでも上下それぞれ持っていれば4通りの組み合わせを試すことができます。

僕も上下違う種類のフープに交換して使っているスネアもありますので、音にどういった変化がでるか?今の自分の好みはなんなのか?そのスネアに合った組み合わせはなんなのか?を研究してみて下さい。

ヘッドやスナッピーを取り付ける作業にも慣れますし、チューニングもその都度しないといけないのでスネアをいじること自体に慣れていきます。

ま〜、しっかりとチューニングができることが前提となりますし、そのチューニングが難しいんですけどね。

テンションボルトを回す頻度が多くなりますので、チューニングキーは絶対に必要になります。

過去にこんな記事も書きましたので合わせて読んでみて下さい。

持ち込むチューニングキーのベストな数とは?

ちなみにスネアを購入する場合、色々と持っておいたほうが良いアイテムもありますので、その内容については下の記事に書いてありますので事前に読んでおきましょう。

必要なアイテム多数!スネアを買う時に同時に購入すべきもの5選

音作りには様々なパーツが影響してきます。

今回はフープについて書きましたが、ヘッドもサウンドに大きな影響を与えます。

王道のものですがヘッドのついての解説記事も過去に書きましたので、音作りに興味がある人は下の記事も合わせて読むとより参考になるでしょう。

スネアヘッド何を使う?王道ヘッドとヴィンテージと名の付くヘッドの違い

ちなみに先ほどおすすめしたスネアはREMO社のコーテッドアンバサダーというヘッドが標準に張られているので、ヘッドの比較もしたい人はまずはコーテッドエンペラーとの比較をして、好みや求めている音にどちらが合うかを研究してみると良いでしょう。

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