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Multi Drummerのひろいです。
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ドラムを始めて歴も長くなってくると自身の機材を持つようになってきます。
ドラムセットを一式持っている人もいますが、スネアやペダルだけは自前のものを持ち込み使っているという人が一般的には多いかと思います。
Pearl パール ドラムペダル ELIMINATOR REDLINE P-2050C | ||||
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Pearl パール スネアドラム STA1450S | ||||
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そんなわけで、自前のスネアを使っているとだんだんとヘッドが消耗してきます。
コーティングが剥げてきたり叩いた跡がいくつも付いてくるでしょう。
新品のヘッドをつけている人を見たり練習スタジオのドラムセットが新しいヘッドに変わっていると、自分のスネアも新しいものにした方が良いかな?なんて思うかもしれません。
それでは一体いつヘッドを交換したら良いのでしょうか?
REMO レモ コンサートスネアヘッド コーテッドアンバサダー 14" 114BA | ||||
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はっきり言って好みです!
正直言ってヘッドを交換するタイミングはいつだって良いです。
新品のヘッドの音が好きな人は頻繁に交換すれば良いですし、使い込みシェルと馴染んだ音が好きな人は全然交換しなくても大丈夫です。
よく知ったかぶりなドラマーやエンジニアなんかが「ライブ前やレコーディング前には、ドラムヘッドを新品のものにしておいた方が良い」なんてことを言いますが、良い音かどうかはその人の好みでしかなく新品のものに変えなければいけないということはありません。
プロの世界では常識!みたいな言い方で言ってきますが、使い込んだヘッドを好んで使っているプロドラマーはたくさんいますし決して常識ではありませんので、その辺のことはあまりわからないんだよな〜ってドラマーさんは惑わされないでください。
本当にサウンドに対しての好みでしかないです。
服と同じで履き込んだジーンズが良いという人もいれば、おろしたてのスーツが良いという人もいます。
その逆に履き込んで色あせた穴の空いたジーンズが汚らしいと思う人もいれば、新品のスーツなんて堅苦しくて嫌だという人もいます。
どちらにも良さがあり、どちらも好みによってマイナスに捉える人もいるのです。
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僕は滅多に交換しません
ちなみに僕はドラムのヘッドは滅多に新品のものにしません。
理由はいくつかありまして、まず1つ目は使い込みシェルとヘッドがよく馴染んだ状態の音が好きだからということがあります。
新品のヘッドだとヘッド自体はよく鳴ってくれるのですが、胴の鳴りとのバランスを考えると使い込んで落ち着いてきた状態の方が僕の好みのバランスなんです。
今言ったことが最大の理由ですね。
ここからは結果的にってことなんですが、2つ目はお財布に優しいということです。
単純な話、ヘッドを頻繁に新品のものに変えるということはそれだけ新しいヘッドを購入しなければならいということ。
そうなると出費がかさむんです。
売れっ子ミュージシャンならばそんなこと気にする必要もありませんが、下積み中のなかなか芽の出ないミュージシャンにとってはお財布に優しいというのも重要な要素です。
3つ目はヘッドの張り替えは大変ということ。
ヘッドの張り替えなんて簡単じゃん!?と思う人もいるかもしれませんが、本当に真剣にヘッドの交換するということはすごく大変なんです。
僕はSakuraさんにチューニングやセッティング関係のことを教えていただきましたし、その後も自分で研究したり実験したりしているので多少なりともチューニングに関しては自信みたいなものがありますし、自分の好みの音は自分で作ることができます。
そんなことを踏まえ言えることとして、先ほども言いましたが、本当に真剣にヘッドを交換するのはすごく大変ということ。
ですので、一回完璧に張ったらそれを変えたくないのですし、その完璧な状態でシェルに馴染ませていきたいのです。
もちろん、ヘッドやフープ等その他のパーツを色々試したり研究するためでしたら、ヘッドの張り替えをあれこれやるのも良いですので目的によっても変わってはきます。
余談ですが、レンタルスタジオのスネアをみてください。
スタジオにもよりますがスタッフが適当に張ったヘッドを、存在感を出すためにとむやみやたらにハイピッチにするドラマー、ボルトが極端に緩んでいるにも関わらず知らずに叩くドラマー・・・
これは僕からしてみるとスネアやヘッドに対しての虐待だと思っています。
自分のものでないからぞんざいに扱う人や、自分のものでもぞんざいに扱う人、様々な人がいますが楽器は誰のどんなものでも大切に接したいですね。
長く使ったヘッドを変える時
ヘッドを頻繁に張り替える人、滅多に張り替えない人、どちらも好みで良いと言いましたが、では滅多にヘッドを張り替えない人はいつヘッドを張り替えるのでしょうか?
様々なケースがありますが、一番長く使った場合だとヘッドが破れるまでとなります。
僕もヘッドは滅多に張り替えないタイプですが、基本的には破れるまで使います。
しかし、時にはこのスネアにこのヘッドを試したいなど、実験的にヘッドの交換をする場合や求める音色のために今張っているものとは違う種類の新品のヘッドへ交換する場合もあります。
または、破れるまではいかなくても大きな欠陥が起こった場合もヘッドの交換をしますね。
長く使い込んだヘッドの音ってそれだけ時間をかけないと仕上がってこないのですが、やはり消耗品ですので最後は破れてしまいます。
そうなれば新しいヘッドへ交換しなくてなりませんので、ヘッド交換やチューニングの技術も必要になってきます。
ヘッド交換にはチューニングキーが必要ですが、チューニングキーは何個持っているでしょうか?
1つしか持ち歩いていないorスタジオでレンタルしているという人は以外と多いです。
そんな方は下の記事も合わせて読んでみると、ヘッド交換やチューニングを効率よく行うことができますよ。
また、ボトムヘッドの交換やチューニングをする際に便利なアイテムを自作してみました。
簡単に作れますし1つ持っておくと、すごく便利なのでオススメアイテムですよ。
スネアサイドのチューニング時に、便利なアイテムを自作しました!
ちなみにヘッドの購入は、サウンドハウスさんでお安く買えるのでオススメですね。
1500円以上の買い物ならば送料無料ですし、クレジットカードも利用できるので便利です。
格安楽器通販サイトのサウンドハウス
ヘッドを交換するにしても、たくさん種類があってどれにしたら良いか分からないですよね?
下の記事に王道的なヘッドの比較をした内容を書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
スネアヘッド何を使う?王道ヘッドとヴィンテージと名の付くヘッドの違い
補足要素
加えて普段滅多にヘッドを交換しないタイプの人でも、新しいヘッドの音の良さも感じることができた方が、ヘッドを交換するにしてもそれはそれで楽しみの1つにもなります。
何事もそうですが、自分はこうじゃなきゃできない!これじゃないとイヤ!ではなく、ケースバイケースで今あるものの良さを引き出しその良さを自身で感じることができた方が、楽しさを感じ幸せな日々を過ごすことができます。
もちろん、好みには順位がありますので自身の中での優劣というのはついてしまうでしょうが、今回はドラムという楽器についての話でしたが、何事にも良さがありその良さを自身で見つけ感じることが大切ですね。
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