どうせ毎日ドラム叩けるわけじゃないんだから、毎回動画撮って気づいたことノートにまとめないと!

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「毎日スタジオに行ってドラム叩けたら良いのにな・・・」

自分の家で生のドラムを叩けたら・・・とドラマーの誰もが思いますが、実際は多くの人が時間を作ってスタジオを予約してお金を払って個人練習をしにいくわけです。

行きつけのスタジオはどう?スタジオ選びに必要なこと5選&プラスα
 

しかも、行きたいと思った時にスタジオの予約がすでにいっぱいというケースだってあるわけです。

ギターやベースだったら自分の機材で朝起きてすぐだろうと、寝る直前までだろと練習ができるわけですが、ドラムは違います。

まれに自宅で生のドラムが叩けるという恵まれた環境にいる人がいますが、日本の住宅状況を考えると本当に珍しいケースです。

良くて電子ドラムを家で叩けるという感じです。

ちなみに電子ドラムだってデメリットはありますので、やっぱり生のドラムが1番良いですしね。

危険!?電子ドラムでの練習の深くて大きい落とし穴!
 

つまり、それだけドラマーにとってはスタジオでの個人練習は貴重なものということです。

週4日以上・毎回3時間以上スタジオに行って練習が出来れば良いですが、毎週それを続けるのも難しいですからね。

ということは、それだけ1回1回のスタジオでの個人練習は重要で質を上げる必要があるわけです。

今回はスタジオでの個人練習を意味のあるものにするアドバイスをしたいと思います。

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叩くことしか考えていないと質は上がらない

上手くなるには練習が必要不可欠です。

「どんな練習をしようかな?」「どんな練習メニューにすれば良いかな?」と叩く内容に意識が向くことは当たり前ですし、何を練習するか?の計画を立てていないと曲の通し練習をしただけで毎回終わってしまうということになります。

しかし、質の高い充実した練習をするにはそれだけでは不十分です。

 

そこで叩くだけや練習する内容を考えるだけでなく、別の要素も取り入れていかなくてはなりません。

今回アドバイスすることは、

・動画を撮る

・ノートにメモをとる

という2点を日頃から習慣にしましょう!ということについて詳しく解説します。

 

スマホ持ってるでしょ!?動画撮らなきゃ!

まず動画についてですが、便利な世の中になったもので多くの人が持ってるスマートフォンには動画撮影機能が備わっています。

これを活用しない手はありません。

自分が「何が本当に出来ていて何が出来ていないか?」の判断をするためには、客観性が必要です。

その客観的に自分のドラムプレイを確認するということが、動画を撮って見ることで出来ます。

 

実際に動画を撮ってみればわかりますが、「出来ていると思っていたことが出来ていなかった」「自分の叩いている姿が想像以上にカッコ悪かった」ということに気付くでしょう。

もちろん、それでがっかりすることはなく、

むしろ本当の意味での上達の一歩を踏み出せたんですよ。

ある程度ドラム歴がある人ならば、自分の下手さを実感し認めることが本当の上達の一歩です。

 

そして、自分の下手さを客観的かつ具体的に理解しないと、どこをどう改善して良いのかがわかりません。

漠然と「自分は下手だからもっと練習しなきゃ!」と思っても、具体的な改善箇所が分からなければ何を練習すれば改善できるのか?がわかりませんし。

誰か(ドラム講師や自分より上手いドラマー)に質問するにしても、練習方法を調べるにしても的確なものを得ることはできません。

 

ちなみに、動画を撮る際はコンパクトなスタンドとスマホを固定するクリップがあればより撮影がしやすいですよ。

 

そういった自己分析に必要なのが「動画を撮る→確認→客観的に現状を把握する→改善方法を知る→実践し練習」ということです。

下の記事にも具体的に動画を撮って自分のプレイを確認することについて書いてありますので、合わせて読んでみてください。

上達に影響大!!スマホで手軽に練習動画撮影!
 

気づいたことはノートへ常に書く

続いて実践した方がより練習の質が上がる事として、ノートにメモをとるということがあります。

前の項目で書いた動画を撮って確認すると、気付くことがたくさんあります

その動画を確認して気付いたことをメモすることがひとつ。

 

それだけでは動画ありきのメモになってしまいますが、練習をしている最中にも気付くことはたくさんあるはずです。

「力を抜くことを意識したら、叩けなかったフレーズが叩けるようになった」というプレイ面についてや、「イスの高さを少しいつもより下げたらフットワークが安定した」などセッティング面のことなど、小さなことでもとにかく何でもメモをしていきます。

 

ドラムを叩いている時でなくても、職場や学校にいる時・家でリラックスしている時など急に「こうやってみたら良いかも!?」と閃く事もあるでしょう。

人間はとにかく忘れっぽいです。

しかし、忘れないようにしておこうと思っているとそれだけで脳の容量を使ってしまいます。

ノートにメモをしておけばすむにも関わらず、覚えておこうというそんなことに脳の容量を使うのなら今やっている自分の練習ややるべきことに集中した方が良いとは思いませんか。

 

また、良いフレーズを思いついたなど創作面でもメモをとることは役に立ちます。

自分の創作ノート・ネタ帳としてノートを作っておけば、バンドでオリジナル曲を作っていたりライブでドラムソロをやらなければならなくなった時に役に立ちます。

ドラマーであることはミュージシャンでもあり、芸術家・クリエイターでもあるわけです。

言われたことを完璧にやることもドラマーとして必要な能力ですが、「何か良いドラムパターンない?」と意見を求められたり「この曲ではドラムソロっぽいことやってほしいんだよね」とリクエストをされるかもしれません。

専門でドラムというパートをやっているのですから、そんな時にもすぐに対応できるべきです。

バンドや誰かと演奏するだけでなく、ドラムだけで何かやってみるというのも地道にやっておくべきでもあります。

例えば、ショートドラムソロを創作しそれを動画に撮ってYouTubeなんかにアップするということをずっと続けていれば、誰かにそのドラマーとしての能力を見てもらえるかもしれません。

そこから自分が思いもしなかったような、ドラマーとして大きな話が来るかもしれません。

今やっているバンドだけが全てではないですし、もっと言うとバンドをやったり誰かと演奏するだけが全てではありません。

 

ちなみに、スマホのメモにメモをすれば良いのでは?と思う人もいるかと思いますが、おすすめしません。

何故ならば、デジタル機器というのはその機能内のことしかできないからです。

つまり、その機能内のことで自分の頭の中に沸いたことや実際に起きた出来事をまとめることになるので、「機能内で」という制限がかかるからです。

文章を文字で書きたい、音符として譜面を書きたい、わかりやすいように図を書きたい、ということにノートと鉛筆があれば全て対応できるわけです。

セッティングの状態など写真に残しておきたいものはスマホのカメラで写真に撮っておけば良いですが、デジタル機器はそういった補足的な場面に登場させれば良いわです。

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ノートの使い方おすすめ本

ここでノートの使い方のおすすめの本を2冊紹介します。

まず1つ目は「あなたを天才にする スマートノート」という本です。

自分の芸術的観点やアイディアを生かしていくためのノート術が書かれています。

天才という言葉に音楽をやっている人ならば、それだけで惹かれるものがあるのではないでしょうか。

 

そして、2つ目が「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」です。

こちらは、日々のタスクやスケジュールの管理をノート1冊で全てやってしまうという本です。

手帳を使うというのでも良いですが、手帳だとどうしてもその手帳内の仕様にそって書いていかなくてはなりません。

それをノートならば好きにカスタマイズできるという内容になっています。

 

今月はいつスタジオに行って練習するのかを事前に考えて書き込んだり、行けた日をチェックすることでも今月自分がどれくらいドラムセットを触ったのか?も体感ではなくデータとして把握することができます。

 

ちなみに、僕はこの両方の本に書かれている内容をいくつか実践しています。

ちょっとしたアドバイスですが、本を読んで何かを学んだとしてもそれをそのまま実践して効果の出る場合と、自分に合わせて多少のカスタムをしなければ効果の現れないものがあります。

それがどちらなのかも人それぞれなので、自分なりにどう実践していこうか考えることと試してみて上手くいかないものは、自分なりの方法に調整することが必要です。

本に書かれている全てのことを実践しているわけでも、まんまその通りに実践しているわけでなくても、アイディアの元は本に書いてあったことから学ぶということです。

 

本や何かの講義の動画でも、それは大多数の人へ向けた内容です。

あなただけに向けられたものではないのです。

これはドラムの教則本や教則動画でも同じことで、その内容は大多数の人へ向けた内容です。

あなただけではないです。

ということは、そのまま実践してしっくり来るものと自分なりにカスタマイズしないとしっくり来ないものというものがあるということです。

 

これがドラムの個人レッスンであれば、その内容はあなただけに向けられたものです。

その講師のアドバイスが的確かどうか?の問題はありますけどね。

あなたに向けたアドバイスならば全くないとは言いませんが、そこまで頻繁に自分なりのカスタマイズはしなくてもしっくり来ることが多いです。

ここが大多数に向けた内容と、自分だけに向けられた内容の大きな違いです。

本を1冊買うのと1回の個人レッスン料が違いがあるのは当然なのです。

つまり、本を1冊買うのと1回の個人レッスン料の料金差を埋めるには自分でその内容をカスタマイズする必要があるわけです。

そして、カスタマイズするだけでなく今の自分にとっての取捨選択するということもしていかなくてはならないのです。

 

ノートを使うモチベーションと使いやすさをあげるアイテム

普通にノートを使ってもらって構わないのですが、よりノートを使うモチベーションが上がり使いやすさもアップするアイテムがあります。

それはノートカバーです。

お気に入りのノートカバーを使うことで、ノートを手にし使うことのモチベーションが上がります。

お気に入りの手帳を使う感覚に似ているかと思います。

 

また、ノートカバーは見た目だけでなく機能性にも注目すると使いやすさが上がります。

ペンホルダーがついていたり、ノートを2冊収納可能なものだったり、名刺やちょっとしたメモを挟んでおける収納スペースがあるもが付いていたりします。

それぞれ機能が違うので気に入った見た目の機能性に優れたノートカバーを使うと、ノートを使うことが楽しくなりますし、それが習慣化の後押しをしてくれます。

 

僕は先程紹介した2冊の本をそれぞれ実践していますので、それぞれスマートノート用の「思考・アイディアノート」とバレットジャーナル用の「スケジュール・タスク管理ノート」の2つを2冊収納可能なノートカバーに入れて持ち歩いています。

また、買う際にネットのレビューなんかを見るとペンホルダーの大きさについて書かれていることが多いです。

「ペンホルダーが狭いから太めのペンが入らない」等の内容です。

しかしペンホルダーの狭いものは意外と多いですが、ペンの本体を通そうとせずに引っ掛けるようにすれば問題ないです。

シャープペンと4色ボールペンというように2本引っ掛けることもできますので、ペンホルダーは大きさ云々よりもあるかないかの判断だけで良いかと思います。(もちろん、太いペンが入るものの方が良いですが)

値段も幅広く2000円前後で評価の高い商品も売っています。

 

ちなみに、僕は本革製のものが良かったので約1万円のノートカバーを使っています。

1冊200円前後のノートのために1万円のノートカバーを使っているわけですが、重要なのは中身なので別に高いものを買う必要はないです。

 

試行錯誤することでドラマーとしてのレベルをあげる

今回は、

・スマホで練習している自分の姿を撮影し客観的に現状を確認する

・ノートを使い気づいたことやアイディアをメモし、スケジュールや実際に自分が行ったログを書き込んでいく

という2点について解説しました。

何も考えずにただ叩いているだけで全てが上手くいくのならばシンプルで簡単ですが、実際はそうではありません。

ドラムを叩く!練習をする!ということは大前提として重要なことですが、それをどれだけ質の高いものにするか?も考えていかなくてはならないのです。

 

そもそもの練習メニューの立て方がわからない・これで良いの?という方へ

今回は練習にプラスしてという内容を書きましたが、そもそも練習メニューを決めて練習をするということが大前提です。

下の記事では練習メニューの立て方について書いてありますので、合わせて読んでみてください。

上達しないのは練習メニューの組み方が悪いのでは?あれもこれも練習しない!
 

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