女性差別!?もっと筋肉つけていこうというドラマーには習うな

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Multi Drummerのひろいです。

以前にドラムを叩くため・もっと上手くなるために筋トレは必要かどうか?という記事を書きました。

その中でも言っていますが、ドラムは筋肉に頼って叩く楽器ではないですし、ドラムを叩くため・もっと上手くなるために筋トレをし筋肉をつける必要はないということ言っています。

上記の説明は概要なので、詳しいことは下の記事を読んでください。

ドラムが上達するには筋トレは必要?

世の中にはドラムを教えているor教えてくれる人がたくさんいます。

音楽の専門学校、ドラムスクール、個人レッスン、部活の顧問、知り合いのお兄ちゃん、先輩ドラマー等。

立場は違えどドラムを教えているということは同じです。

僕もレッスンをして生徒さんにドラムを教えていますので、教える側の立場でもあります。

そういったドラムを教えたり何かしらのアドバイスをしてくれる人の中に、「もっと上手くなるために筋トレして筋肉つけた方が良いよ」というような発言をする人っていないでしょうか?

こういうことを言ってくる人って意外といるんですよ。

自分の叩いた音があまり大きくないということに悩んでいる人に「もっと音量があってパワーのある音だしたければ筋トレして筋肉つけなきゃ」とか言う人です。

僕も音楽の専門学校でドラムを習っていた時に、こういうことを言う先生は実際にいました。

また、直接的に筋トレをした方が良いと言わなくても、自分(教える側)のライブのエピソードなどを話す時に筋肉の疲労に耐えながらやったということを誇らしげに言う人。

先生「あの時、おもいっきり叩きすぎて実際はかなり握力なくなってたんだよ!」

生徒「本当ですか!?なのにあんなプレイできるんですね!?凄いです!音もめっちゃデカかったですし!」

先生「ロックやってたり迫力ある音出したかったら、おもいっきりぶっ叩けるようにしないとな!」

とかって会話、普通にあるんです。

こういった講師も結構いました。

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こういった話を聞くと、いかにも筋肉をつけることが必要と感じますが、実際は脱力できず力んでいると言っているようなものなので何も誇れません。

むしろその事について「ついつい力入っちゃって良くなかったな〜」と言う人の方が1億倍良いです。

良い面だけを見せようとするプライドなんて持ち合わせておらず、自分の直近の失敗談を言ってくれる人の方が信用できます。

そもそも、そんなことを誇らしげに言う人はプライド云々の前に、脱力の重要さを本当の意味でわかっていません。

こういった人はドラムを叩く上で筋肉が必要と思っています。

確かに必要なんですが、ここで言う筋肉とはヘッドを破ってやろうとかシンバルを割ってやろうとするような、ばか力で叩く筋肉ということです。

これを噛み砕いていくと、筋肉量の多い人の方が激しいドラムが叩けたり大きな音が出せ迫力のあるプレイができるという考えだとわかります。

つまり、筋肉量の多い人の方が有利ということ。

男性と女性では男性の方が有利と思っているということになります。

そんなつもりはないと言うかもしれませんが、直接的にそうは言ってなくてもそういうことでしょ!?という感じです。

無意識のうちに見下しているんです。

この発言を男性が言っている場合は、女性ドラマーがいくら頑張っても自分には追いつくことはできない、自分のように叩くことはできない、自分より優れたドラマーになることはないと心のどこかで思っているんです。

もちろん全てではありませんが、そんな人がドラムを教えているんです。

この記事を読んでいる人、特に女性の方や男性でも非力なことに悩んでいる方には声を大にして言いたいですが、重要なのは脱力を筆頭とする体の使い方です。

ばか力でドラムセットをおもいっきり叩くために筋肉をつける必要はありませんし、力みはドラムプレイの大敵です。

筋肉を無理につけなくても大きな音は出せますし、激しく叩いているように見えても実は脱力しているので筋肉はそこまで使っていないという叩き方だってあります。

間違ったアドバイスを受けて、自信をなくさないでください。

真実や本質は別のところにありますから、自信を持ってドラムを続けて良いですし、現状でまだ演奏能力が備わっていないのなら正しい練習方法と努力で身につけることができます。

悩むこともありますが、自信持って頑張ってやっていきましょう!

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