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Multi Drummerのひろいです。
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突然ですが、ドラムって足も使って演奏しているって知ってました?
ドラムをやっている人からしてみたら当たり前のことかもしれませんが、ドラムに興味が出てきてこれから始めたいなと思っている人の中には、ドラマーが足も使って演奏しているということを知らない人もいると思います。
ドラムの教則DVDでもない限り、足を集中して映すカットはテレビの歌番組やライブの映像ではあまりありませんからね。
やはりスティックを握り腕を振り上げて叩いている印象が強いと思いますので、何もドラムに対しての予備知識がない人には「ドラム=手で叩くもの」というイメージが強いと思います。
もちろんこれは間違いではないですが、実際は左右の足も使っているので今回はその話をしたいと思います。
僕もドラムに興味を持ち出した小学生の4年生くらいの頃は、ドラマーが足を使っているなんて思いもしなかったです。
とにかく手が動いていることにしか目がいっていなかったので、全く発想になかったんですね。
バスドラムはペダルを踏んで鳴らす
では、足を使って何をしているのかを説明します。
まず右足ですが、右足は専用のペダルを踏んでバスドラムを鳴らしています。
バスドラムとは、ドラムセットの一番下にある横倒しになった大きなタイコのことです。
正面からドラムセットを見たときに、一番インパクトのあるタイコですね。
バスドラム以外のタイコは基本的に手を使ってスティックで叩いて音を鳴らしますが、バスドラムは足を使います。
専用のペダルのフットボードを踏み込むことによって、ビーターという手でいうところのスティックの役割のものが動き、それがバスドラムの打面に当たりバスドラムを鳴らすという仕組みになっているのです。
バスドラムを鳴らすと低く太い音がします。
運動会の応援に使う、大太鼓を鳴らした時の音をイメージするとわかりやすいでしょう。
Pearl ELIMINATOR DEMON DRIVE P-3000D シングルペダル | ||||
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左足だって使うんです
次に左足ですが、左足は基本的にはハイハットというシンバルを2枚重ねにしたものを操作しています。
重ね方は上下ともにくぼんでいる方を内側に向けて、シンバルのふち同士が触れるような状態になるように重ねます。
ハイハットはペダルのついた専用のスタンドにセットされており、ペダルを踏むことによってトップ側(上側)のハイハットが上下に動くのが特徴ですね。
ペダルを踏み込むことによってハイハットが強く重なり合うので、叩いた時の音色は余韻の短い歯切れの良い音になります。
そして、ペダルの踏み込みを弱くしていくと重なる力も弱くなっていくので、上下のハイハットが触れ合ってシャンシャンというような独特の余韻のある音が出ます。
ハイハットの操作だけじゃない左足
左足に関しては、ドラムのセッティングによってはバスドラムを左足側にもセットしているツーバスと言われるセッティングをしている場合もあり、その場合は右足と同じく左足でもバスドラム用のペダルを踏むことによって左側のバスドラムを鳴らします。
こうすることによって、片足だけでは演奏できないような高速でバスドラムを鳴らすプレイが、左右のペダルを交互に踏むことによってできるようになるのです。
また、このツーバスのセッティングと同じ効果をワンバス(1つのバスドラム)のセッティングでもできるようにするためのアイテムとしてツインペダルというものもあり、現代ではシングルペダルを使うのと同じくらいツインペダルを使うことが主流になっています。
ツインペダルについてはこちらで詳しく解説しています。
派手でテクニカルなドラムが叩きたかったらツインペダルは必須!?ツインペダルとは?
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ですので、左足はセッティングやプレイスタイルによっては、ハイハットのペダルとバスドラムのペダルの両方を操作することになりますので、器用に動かさなくてはなりません。
右足が利き足という人が多いと思いますが、利き足でない左足でペダルを踏み換え別々の楽器を鳴らすんです。
もちろんいきなり両方をできるようにしなければならないというわけではないので、まずは右足でバスドラム、左足でハイハットというスタンダードな奏法からで大丈夫です。
勘違いしてほしくないのは、ツインペダルやツーバスだから偉い、上手いというわけではないのでそこは間違って認識しないでください。
自分がプレイする内容や何をやりたいかによって、シングルペダルを使うのか?ツインペダルやツーバスにするのか?は変わってきますからね。
Pearl ELIMINATOR DEMON (Direct Drive) ダブル ドラムペダル (ツインペダル・コンプリートセット) P-3002D | ||||
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まとめ
すでにドラムをやっている人には当たり前の内容だったかもしれませんが、ドラムに興味が湧いたばかりの人にとっては、足も使っているなんて初めて知ったかもしれません。
手だけだはなく足を使ったプレイがなければ、ドラムの演奏は成立しないと言っても良いでしょう。
バスドラムの音は低音ですので鳴っているけど聴き取りにくいかもしれませんが、意識して聴いてみるとこんなに色々な音符を足で演奏していたんだと驚くでしょう。
まだドラムを実際に叩く前は左足の重要性に気付きにくいかもしれませんが、左足によるハイハットの操作によって、ドラムのプレイというのはとても表情豊かになります。
足も使っていると知ったら何だかドラムって難しそうだなと思ってしまったかもしれませんが、少しずつ上半身の動きと組み合わせていく練習をすれば誰でも両手両足を駆使してドラムを叩けるようになります。
もちろん、何もわからずに適当に叩いてるだけではうまく音符として手足の動きを組み合わせることはできませんので、上達するための練習方法を知る必要があります。
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