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Follow @_hiroiroiro_今回の記事は練習方法や機材等のドラムに直結したことではないですが、精神面について後半に具体的にドラマーとしての部分に関連した話もしています。
最近すごく重要に感じていることが、自問自答するということです。
ま~、これは色々な観点から必要だなと感じていまして、
・脳の活性化
・自分というものを知る
・進むべき道がわかる
という3点が僕の中では自問自答することで養えています。
脳の活性化
脳というのは質問をさせると活性化するようです。
ま~、質問を受けるといきいきと頭が回転するということです。
誰かに「好きな食べ物は?」「趣味は?」「好きな異性のタイプは?」などとありきたりな質問でも、質問をされるとそれに答えようといきいきと話ができるかと思います。
もちろん、嫌な質問もあるかもしれませんが、そうでないのなら質問に答えることが楽しかったり質問をされたことが嬉しかったりするでしょう。
相手が自分に興味を持ってくれているということの嬉しさもあるでしょうけれど、脳が質問をされたことで答えを探しその活性化している脳の状態が楽しさだったりいきいきと喋ることに繋がっているのだと感じます。
つまり、人と喋っていなくても自分自身で己に質問をしてあげれば、脳が活性化するということです。
友達が少ないorいなくて寂しい、夜一人で家にいて寂しいと感じることも減りますし、誰かいなければいないで平気となれますね。
あっ、僕は寂しいという感情があまりないタイプですので一人でいてももともと全然平気でしたが、より一人の時間が充実するようになりましたね。
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2つの自問自答
この項目では、僕が大きくシーンによって2つに分けている自問自答について紹介します。
自問自答とは「自分に対して自分で問いかけ、自分で答える」ということですが、日々仕事や家事に追われたり自分に対して問うこと以外に考えることがたくさんあるとなかなかこの時間というのはないかと思います。
僕もま~日々忙しく生活していますので、以前はこういったことを全然してこなかったのです。
常に何かを考えているタイプではありますが、それが自分への問いかけではなかった感じですね。
もともと色々と考えているタイプではあったので、その時間をいくらか自分への問いに向けてみました。
この項目のタイトルでもある2つの自問自答ですが、その内の一つが細切れの時間に簡単なことを自問自答するということです。
ちょっと一息入れている細切れの時間や、エレベーターや電車を待っているわずかな時間にこの自問自答をすることにしてみました。
問いかける内容としては簡単なことで、考える時間が少なくてすみそうと思える内容だったりを自分に問いかけるわけです。
これならば、細切れの時間なので1日の中で結構時間が取れるんです。
そして、もう1つがじっくりと集中して自問自答するということです。
これは時間的にもしっかりと確保し、その場の環境としてもなるべく静かな集中ができる環境でやります。
もちろん、頻繁にこの時間を確保することはなかなか難しいですので、頻度として多くはないですが何ヶ月もこの時間を取らないというのも良くないと感じています。
最近だと、川べりや木が多い道などをよく散歩もするようになったので、細切れの時間よりはある程度長く時間を確保できることもあり、その時にやることの1つにしますね。
自分で自分を知ることができる
「自分を知る」
自分について自分自身で意外と知っているようで知らないですし、わかっているつもりでも曖昧だったりします。
自分が何が好きなのか?何が嫌いなのか?何が得意なのか?どうなりたいのか?こういったことから、もっと細かいことまで質問されて明確に理由も含め答えられるくらい自分のことを知っているか?と言われたら、自信を持ってYESと答えられないかと思います。
僕はこの自問自答の重要性を感じるまで、全然自分のことをわかっていませんでした。
一般的に家族や友達や恋人という身近な人や、職場の同僚や仕事上でのお客さんという他人に対してはその人のことを知ろうとしたり要望を聞こうとしたりはよくするものですが、自分という一番知る必要があり何を求めているのか理解してあげなければいけない対象についてわかっていることが少なすぎたなと。
僕なんてつい数ヶ月前まで自分の血液型すら知らなかったですからね。
別に占いを信じろとは言いませんが、血液型占いとかもありますし、そういったことも自分を知ることの1つの参考の要素にもなったりしますね。(それに左右されすぎてしまうのも良くないですけどね)
話を戻しますが、例えば「言われて嬉しい言葉はなんですか?」と質問されて、僕は即答できませんでした。
そして、仮に答えられたとしても「その理由はなぜ?明確に理由を説明して?」と言われたら、それもまたしっかりと答えることができなかったでしょう。
もっとありきたりな質問で「好きな食べ物は何?」と聞かれたら○○と答えられるかと思いますがその理由を明確に答えるとなると言葉に詰まってしまいます。
「なんとなく」とか「好きだから好き」という答えをしたくなりますが、好きな理由が答えられないということはその感情を得た理由がわからないということです。
それだけ自分のことを知っていないということですし、それを知らないがために自分の好きなことやものを漠然と探すことになります。
食べ物でなく他のことでも何かしらその感情が芽生えた理由という、自分を理解する要素を知っていれば、自分の好きなモノやコトだけを絞ることができます。
その逆の自分が嫌な要素を遠ざけることもできます。
リアルタイムで自分の感情に問いかける
先程、2つの自問自答について説明しました。
1つ目の細切れの時間での自問自答ですが、これはできることなら自分が何かしらな感情を得た時にリアルタイムで「なぜそう思ったか?」を自問自答できるとより良いです。
なんだか気分が良い・モヤモヤする感情があるなど、なぜそうなっているかを考えます。
誰かに「ありがとう」とお礼を言われたから嬉しい気持ちになっているなどすぐに理由のわかるものもあれば、よく考えないと理由がわからないものもあります。
直近で何か特別なことが起こっていなくても、体調が良いから気分も良い場合だってあります。
自問自答することで「あっ、今日は体調が良いから気分も良いんだな」となりますし、「では、なぜ体調が良いんだ?」となって、「今日はよく眠れているから体調が良いんだ」となり「なぜよく寝れたかというと、寝る前にスマホをいじらなかったからではないか」となるわけです。
これによって「寝る前はなるべくスマホの灯りを見ないようにしよう」ということがわかりますし、それを習慣にすることで「よく寝れる→体調が良い→気分が良い」ということに結びつけることができ快適に生活する要素の1つを見つけることができます。
これは、自分にとって良いことも避けなくてはいけない悪いこともどちらも分析することができます。
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進むべき道がわかる
自問自答をすることで、自分が何を好んでいて何が嫌いで何を求めているかということが理論的にわかります。
そういった「自分がどういった人か?」ということがわかってくると、自分が何を選択すれば良いか?どういったものから距離をおかなくてはならないか?ということの判断がより出来るようになっていきます。
買い物でも恋愛でも後になって選択を間違えてしまったなと・・・後悔してしまった時に、その選択をする前の段階で既にモヤモヤする要素があるにも関わらず「もしかしたら凄く良いかも!?」という変な期待をしてしまい結局失敗するケースってあると思います。
買い物ならば結局買い直すことになったり、とりあえず恋人が欲しいという気持ちが先行してしまうあまりに結局嫌な思いをしてすぐに別れてしまったり。
別れたのならば全然良いですが、妥協と惰性でズルズルと付き合って年齢も年齢だからと結婚する人もたくさんいますよね。
離婚しようにも、周りの目があるしとか年齢的にも再婚は厳しそうだしとか子供のことを考えるととか、色々考え日々不満を抱えながら人生を終えることになるわけです。
僕の感覚だと他人にパートナー(妻や夫)の愚痴を言いたくなるのなら、なぜその人を選んだの?と思いますしね。
職場の休憩室だったり飲食店だったりで、夫や妻への愚痴に花が咲いている光景をよく目にすると思いますが、自分の選択する力のなさと学習能力のなさを晒しているにしか見えません。
もちろん、より良い関係を築いていくための相談というのならば良いと思いますが、愚痴を言うことが生きがいになっているのは哀れだなと。
これは買い物の選択でもそうですし、仕事選びにも言えますよね。
ちなみに、学習能力というワードを先程出しましたが、知らないことや体験したことがないことにはどんどんチャレンジして失敗するべきだとも思っています。
そこで自分には合う合わないをしっかりと学習して、次の選択の判断材料にすれば今後はより良い選択ができるようになっていくわけですので。
合う合わないは実際に自分でやってみなくてはわかりません。
他人の評価がイマイチのものも自分にはすご凄く良いかもしれません。
その逆もそうです。
ドラムにもこの考えは応用できる
ここまでの話だと自己啓発的な話で終わってしまい、せっかくなのでこれをドラムにも取り入れてみましょう。
ドラムにおいても様々な要素に応用できますが、いくつか例を挙げてみます。
まずは単純に自分が好きなプレイ等どういったプレイスタイルのドラマーになりたいか?ということを自問自答し、明確にその理想とする像を考えます。
そうすれば自分がどんな練習をしなければいけないのか?等の、今の自分に必要な要素を考えるようになります。
具体的にその要素を得る方法がわからなくても、漠然と練習方法を調べるのではなく何を調べれば良いか絞ることができますし、誰かに具体的な質問をすることもできます。
漠然と「上手くなるにはどうしたら良いですか?」とか「かっこいいフレーズを叩けるようにするにはどうすれば良いですか?」と聞いても、聞かれた方も一言で答えられるようなことではないので困ってしまいますし、明確な答えは返って来ないでしょう。
Twitterのリプライで質問してくる人もいたりしますが、普通に考えて140文字以内で明確な答えが返ってくるわけないですよね。
ま〜僕の場合、文字数関係なく生徒でもないタダで自分の欲しい情報を得ようとする図々しい人の質問は完全無視していますけどね。
というか、SNSでのコミュニケーションは望んでいないので、リプライやコメントは基本的に無視か当たり障りのない返信のみするというスタンスをとっています。
(ちなみに、僕の生徒さんにはレッスン以外でも次回のレッスンまでに疑問点が出てきた場合はメールでの質疑応答をしています)
話がそれましたが、もちろん好みや理想というのは変わって行きます。
当初目指していたものが、本当は自分が目指しているものではないということを認識することもあります。
これも自問自答し、それに向かって何らかの行動を起こしたからこそ分かったことです。
あっ、ちなみに基礎というのはどんなスタイルだろうと重要な要素ですので、自分はこのプレイスタイルだからこの基礎は必要だけどこっちの基礎は必要ないということはないと思っておいた方が良いです。
必要のない基礎なんてないです。
また、機材選びについてもこの自問自答をすることでどんなものを手に入れたいか?というのがわかってきます。
実際に使ってみないとわからないこともあるので、色々と試してみる必要がありますが、そういったことを積み重ね今回試したものは自分にとってどうだったのか?ということを考えていくことで独自の統計がとれ、好みの要素がなんなのか?ということがわかってきます。
ま~、ただ単にちょっと試して好みの判断ができる場合もありますし、色々と使い込んだりパーツを交換したりしないと良さや欠点がわからないこともあるので、そういった機材いじりの能力も必要になってきます。
楽器屋に行ってとりあえず片っ端から試奏してみたからといって、全てが判断できるわけではありませんよ。
スネア1つとっても向き合い方や向き合う度合いによって分かる要素も変わってきますから。
この項目では、少しの例を出しましたが何が言いたいかわかります?
演奏の技術にしても機材をいじる技術にしても、しっかりとした下地がないと自問自答しても明確に判断することができません。
そういった下地がしっかりあっても自分がどうなりたいか?どうしたいか?ということを小さなことから大きなことまで自問自答していないと、自分が納得するドラマー像になるために努力する道が見えてこないということです。
頭も体も使って努力していかないといけないということです。
そして、それが楽しさの1つであり、その過程を経て得られた納得するプレイや技術、ドラマーとしての姿になれることでより楽しさを感じるわけです。
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