行きつけのスタジオはどう?スタジオ選びに必要なこと5選&プラスα

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Multi Drummerのひろいです。

ドラマーが音楽スタジオへ練習に行くという場合、その練習には大きく分けて2つの意味があります。

バンド等の複数の人数でスタジオに入る場合。

そして、個人練習として一人でスタジオに入る場合です。

バンド練習に関しては、各メンバーの自宅からの距離や交通の便なども関係してきますので、自分一人の都合では決められません。

しかし、個人練習に利用する行きつけのスタジオというのは他人のことなんて気にする必要はなく決められます!

ですので、今回はその個人練習に利用する行きつけのスタジオを選ぶ際に必要な要素を5選紹介していきます。

スタジオの候補が複数ある場合は参考にしてみてくださいね。

空き状況

スタジオがあったとしても常に予約でいっぱいでは、思うように個人練習をすることができません。

練習スタジオのシステムとしてバンド練習は何日も前から予約ができますが、個人練習の場合はスタジオにもよりますが前日からの予約が基本です。

場合によっては前々日前からの予約ができるスタジオもありますが稀ですし、バンド練習の予約が有利なことに変わりはありません。

ですので比較的空き枠に余裕があったり、自分が普段スタジオに入りたい時間帯に空き枠のあるスタジオを選ぶようにしましょう。

平日の昼間や、土日祝だとしても比較的早い時間帯や深夜など、比較的倍率の低い枠を狙っていくのも良いですね。

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近さ

通勤にしろ通学にしろ、自宅からの職場や学校の距離は近い方が良いですよね。

職場や学校ならば遠くても行かざるを得ないのでしょうがないですが、スタジオへ練習に行くとなると状況が変わってきます。

ライブや発表会の予定があるという切羽詰まった状況ならばたとえ遠くても練習に行くでしょうが、日頃の自身の能力を高めるための個人練習となると、遠いということが抵抗になる人もいるでしょう。

週2回はスタジオへ個人練習へ行きたいと思っていても、今週は週1回しか練習に行けなかった・・・

さらには、今週は1回も練習に行けなかった・・・ということになっていく可能性だってあります。

はっきり言いますが練習しなければ上手くはなりません。

人それぞれ環境や状況は違うので、スタジオへ個人練習へ行ける時間や回数は変わってきます。

いざスタジオへ行ってドラムを叩けば楽しいと感じても、人によってはその行こうという気持ちや行動に起こすまでにエネルギーを使う人もいるでしょう。

少しでも負担なくスタジオへ練習に行くためにも近さというのは重要です。

自宅から向かう場合に都合の良いスタジオと、職場や学校帰りに向かいやすいスタジオという具合に、状況に合わせて利用しやすいスタジオを見つけておくと良いですね。

値段

スタジオを利用するにしてもお金がかかります。

ギターリストやベーシストならば自宅で寝る直前までタダで練習できるにも関わらず、相当環境に恵まれていない限りはドラマーはドラムセットで練習するためにお金を払ってスタジオで練習することになります。

不平等に感じますがこれは受け止めなければならい現実なので、日々スタジオを利用する料金はなるべく抑えたいものです。

一般的に1名での個人練習となると料金は、1時間の利用で500円〜800円くらいの値段設定にしているスタジオが多いです。

1時間の利用でしたら数百円の違いですが、例えば一回の利用で4時間の練習をしたとすると、
500円×4=2000円
800円×4=3200円
という1200円もの差が生まれます。

さらに週2回練習をし、それを1ヶ月やった場合9600円の差が生じます。

それを1年間で考えると115,200円の差になるわけです。

あまり値段だけで考えるのは良くありませんが、数百円の差がここまでになるわけです。

もちろん、少し高めの値段設定だからこそ、部屋が綺麗だったり置かれている機材の質が良かったりということもあるので、トータルして色々な要素を踏まえた上でその中でも安めのスタジオを利用するのが良いですね。

例えばYouTubeに投稿する動画撮影をするために部屋の綺麗さを重視するのならば、普段の単純に練習する安いスタジオとちょっと値段は高くても撮影用の綺麗なスタジオといった具合に使い分けるのも良いですね。

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これが意外とというか、かなり上達に影響してくる要素である鏡。

すでにスタジオに行ったことがる人ならばわかると思いますが、スタジオの壁には鏡が貼られています。

また、その逆に一切鏡が貼られていないスタジオもあります。

つまり、スタジオによって、部屋によって様々ということになりますが、できればドラムを叩いている自分の姿が全身映りそれを自分自身で目で見て確認できるスタジオの方が良いです。

そうすることによって、己のかっこ悪さや下手さを知ることができるからです。

別にドラムを叩きに、音楽をしにスタジオに行っているだけなのになんで鏡が関係してくるの?

鏡で常に自分の姿を気にするなんてナルシストじゃあるまいし・・・

と思った人もいるでしょう。

考えてみてください。例えばダンスの練習をしている人がいるとします。

その人が、鏡を見ずに練習するのと鏡に映る自分の姿を見て練習するのでは、どちらが練習の質が上で上達すると思いますか?

すぐにわかると思いますが、鏡で自分の姿を確認する方です。

手や足の動きのチェックや、身体が滑らかに動いているかなど、体の動きについてしっかりと確認ができるからです。

これはドラムの練習にも言えることで、ドラムは全身を使って演奏する楽器ですので、その動きの確認を常にするとしないとでは上達に大きく影響してきます。

自分ではかっこよく叩いているつもりでも、客観的に見ると全然かっこよくなかった・・・ということは普通に起こります。

また、たくさん練習しているにも関わらず一向に上達しないという場合も、何が悪いのか早い段階で気づくことができます。

もちろん、鏡がなかったとしても工夫すれば大丈夫ですが正直面倒臭いです。

近年ではスマートフォンの普及もあり、特にビデオカメラなど持っていなくても動画の撮影ができるので、そういった機能を活用すれば自分のプレイを客観的に確認できます。

しかし、リアルタイムで叩きながら自分の演奏を確認することはできません。

ですが、家に帰ってから録画した際の音と一緒に映像を確認できるので、これはこれで重要です。

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ちなみに、僕が普段個人練習に利用しているスタジオは鏡が一切貼られていません・・・

ですので、動画の撮影で自分のプレイを確認したり、小さめではありますが部分的に少しでも身体の動きを確認するために持ち込める範囲の鏡も持っていっています。

こういった手間がかかりますし、鏡が当たり前に貼ってあるスタジオだったならば自分の音楽人生もより良くなっていたのではないかとも思ってしまいますね。

機材の質

ドラムを始めたばかりの頃は機材の調整の仕方もわからないので、特に気にならないことが多いですが、だんだん上達し機材の知識が増えたりドラム演奏の幅も広がってくるとスタジオに置いてある機材が気になってきます。

どういったことが気になるかというと、機材の欠陥やメンテンスが行き届いていないことです。

それがセッティングや機材調整がスムーズにできないことに繋がり、ドラムが叩きづらいというになっていきます。

つまり、ものすごくストレスを感じるということになっていきます。

特にイス、ペダル、ハイハットスタンド、という常に体に触れいるものや、使用頻度の高いスネアやスネアスタンドに欠陥があるとものすごいストレスです。

明らかに壊れているものでしたら、スタッフの人に伝え代わりのもに交換してもらいますが、例えば座れないことは決してないがイスがぐらつくという場合、そのイスを新品のものに交換するかどうかはスタジオの判断になります。

はっきり言ってスタジオに常備されている機材というのは、多くの人が利用しますし機材の調整の仕方をよくわかっていない人がめちゃくちゃな使い方をしたり、機材の使い方が乱暴な人もいますので、機材の状態はかなり悪いです。

その中でもなるべく良い状態の機材が使えればストレスも少なくなりますが、妥協しなくてはいけない部分が出てくるのも事実です。

ですので、普段利用する行きつけのスタジオの各部屋に置かれている機材の状態を把握しておきましょう。

個人練習の場合は部屋の指定ができないこともありますが、部屋の指定ができ予約の際に空き枠が複数あるのならば、事前に把握しているなるべく状態の良い機材が置かれている部屋を指定しましょう。

または、先ほど例に挙げたセッティングの際に状態が悪いとストレスを感じやすい機材は、自前のものを持ち込んだ方が良いですね。

僕は基本的に車でスタジオに行きますので、イス、ハイハット、ハイハットスタンド、フットペダル、スネア、スネアスタンドは自前のものを持ち込んでいますね。

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プラスα

ここからは人によっては重要という内容を2つほど紹介します。

まず1つは駐車場の有無です。

ドラマーとなりますと、あれもこれも機材を持って行こうと思うと車での移動が必要になってきます。

そうなると、駐車場が必要になってきます。

車でスタジオに向かった際、スタジオが所有している駐車場がない場合は、近くのコインパーキングを利用することになります。

もちろん、コインパーキングではお金がかかりますので、スタジオの利用料金に加えて駐車場代もかかってきます。

スタジオの近くにあるとは限りませんし、お金もよりかかるとなるので負担が増えますね。

また、スタジオ所有の駐車場があったとしても1時間〜円という感じに、これまた利用料金が発生する場合もあります。

車を利用する人にとって一番良いのは、利用するスタジオに無料駐車場が完備されているということです。

これならば車を利用する人にも、負担がなくてすみますね。



2つ目のプラスαの要素は、スタジオの室内が綺麗だったりおしゃれということです。

インスタ映えなんて言葉もあるように、近年ではセッティングの写真やドラムを叩いている動画をSNSに投稿するということが当たり前になっています。

そうなると、なるべく綺麗なスタジオの方がプロっぽい感じも出ますし、実際の技術は別として雰囲気だけでなんとなく上手く見えたり凄そうに見えます。

自分の能力に補正がかかるという感じですね。

本質としては、ドラムを叩くテクニックやカッコよく叩くという要素の方がドラマーにとって必要なことなのですが、SNSを頻繁に活用している人や今後SNSの投稿をしていきたいと思っている人にとっては、このはったりの要素もあると得ですね。

まとめ

今回は個人練習に利用する行きつけのスタジオ選びのポイントを紹介しました。

  • 空き状況
  • 近さ
  • 値段
  • 鏡の有無
  • 機材の質

そして、プラスαとして駐車場の有無、室内の雰囲気

もちろん、すべての項目を満たしたスタジオというのはなかなかありませんが、今の自分の中で何が重要なのかの優先順位を考えて、なるべくこれらの要素を満たしたスタジオを見つけてみてください。

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