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Multi Drummerのひろいです。
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僕はスタジオを個人練習に入ると、各内容は変化するにせよ分野で分けて偏りのないように練習しています。
ちなみに、人それぞれ練習の適したバランスというのは違います。
そういった内容については下の記事に書いてありますので、合わせて読んでください。
僕は基礎練習をいくつかやることも練習メニューに入れていますが、ここ数日はキャノンタムのヘッドを色々試していたこともあり比率的に音作りの時間が多くなっていました。
となると、普段の練習のバランスとは異なりますので、基礎練習の時間が少なくなっていました。
それと同時に、ドラムを叩く際になんか調子悪いなとも感じはじめました。
致命的に何かが起こっているというわけではありませんが、一見いつも通り叩けているような感じでも、自分でしかわからない違和感があるといいますかね。
疲れも結構溜まっていたこともあり、それが原因かなとも思っていました。
キャノンタムのヘッドの音作りもひと段落したこともあり、通常な感じの練習バランスにしたところその違和感はどんどんなくなっていきました。
違和感の原因は基礎練習の量が少なくなっていたからです。
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基礎練習は体のメンテナンスをしてくれる
上記のエピソードからも基礎練習の大切さを改めて実感しました。
基礎練習に限らず、何かしらの練習をするということは、練習を重ねていくうちに単純にその練習している内容ができるようになっていきます。
基礎練習も同じで、そのエクササイズフレーズがスムーズにできるようになっていくのですが、基礎練習の場合はそれ以外の効果も大きいのです。
それは、体のメンテナンスをしてくれるということです。
もちろん、やる内容にもよるのでどの基礎練習が何のメンテナンスをしてくれるかは変わります。
そもそも、体のメンテナンスとはなんなのか?ということを説明しますが、曲や応用フレーズといった、より実践的なことばかり叩いていると体の使い方やバランスが悪くなっていきます。
そうなると段々いつも叩けていたフレーズを叩く時に違和感を感じるようになり、終いにはそのフレーズができなくなってしまいます。
ここでその原因が基礎練習不足による体の使い方やバランスの悪さと分かれば良いのですが、多くの人は単純にそのできなくなった実践的なドラムパターンを練習します。
すると、強引に叩こうとして更に力みが生じたり、それが原因でどんどん体の使い方が悪くなり悪循環に陥ります。
力みって本当にドラムを叩くことの大敵なので、気をつけてください。
詳しいことは下の記事で書いています。
これはスポーツの世界でも同じで、例えば野球選手が試合しかしていなかったらフォームがどんどん崩れてバッティングやピッチングが思うようにできなくなっていきます。
だから素振りなどの基礎練習をやって自身のフォームを整え試行錯誤していくわけです。
これはドラムのプレイでも同じで、曲を叩くことしかしていなければプレイはどんどん崩れていきます。
曲を叩くことしかしていないということは、野球選手が試合しかしていないということです。
それで問題がないのであれば、野球選手だって試合や試合形式の練習しかしません。
でも、それでは様々な問題が起こるので別の練習をするわけです。
そして、その必要なことが基礎練習です。
自然な体の使い方の確認ができる
基礎練習による体のメンテナンスの具体的な要素として、自然な体の使い方でドラムを叩くことの確認ができるということがあります。
根本的な自然な体の使い方を知っているということが前提となりますが、基礎練習をやることでこの部分の見直しができます。
力まずに体の構造にそったスムーズな動きをするということは、全てのドラムプレイに影響しますし、これが崩れると思うように体が動かなくなります。
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少しでも良いので基礎練習の時間を設けよう
日本での多くのドラマーは生のドラムセットを使って練習をする場合、スタジオを予約してお金を払い限られた時間の中で練習をします。
やりたい練習もあるでしょうし、ライブが近かったりすれば演奏する曲の練習を集中的にやりたいと思います。
スタジオに入る1回の時間も人それぞれ違いますので、明確にどれくらいとは言えませんしその時々で状況も違うでしょう。
ですので、練習を始めた際の少しの時間で良いので、ウォーミングアップも兼ねて基礎練習をやるようにしてみてください。
運動前のストレッチや、食事のはじめにサラダを食べるように、毎回これをやるのとやらないのでは体の状態が全然違ってきます。
続けているうちはその効果をいまいち実感できないかもしれませんが、やらなくなってしばらくすると体の違和感を感じてきます。
そして、その違和感が「思うように体が動かない」「出来ていたことが出来なくなる」ということに繋がってきます。
この違和感を感じないためにも、少しでも良いので基礎練習をして自分の体をメンテナンスしていきましょう。
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