ドラムの練習のバランスについて

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Multi Drummerのひろいです。

今回は練習のバランスについて書きたいと思います。

僕はドラマーやドラム講師というドラムに携わっている立場なので、ドラム中心の内容になりますが、ドラム以外の分野にも当てはめることができる内容になっています。

本題に入る前に今回のテーマの例として僕の近況を話します。

ここ最近機材いじりに時間を費やしていました。

主には自身の所有しているピッコロスネアの音作りのために、フープを交換したりそれに伴ってチューニングを色々と試したりしていました。

また、今のセッティングにプラスαの要素を加えたくて、キャノンタムをセッティングするにあたって場所やどの深さのものを使うか、チューニングなんかに時間を使っていました。

もちろん、ドラムも叩いていましたが比率として機材いじりの方が高かったです。

そうなると練習時間が短かった分、色々と腕が鈍るわけです。

(一通り機材についてはまだまだ実験したいことはあるものの、落ち着いたのでこれからは練習の割合をもとに戻したいと考えています)

これは当たり前ですが、人間には1日24時間しかないので何かの時間を増やせば何かの時間を減らさなくてはいけません。

勉強する時間を増やすために睡眠時間を削ったりゲームをする時間を減らしたりと同じです。

24時間あるとはいっても全ての時間をドラムに費やすことはできませんし、ドラムをやっている人の多くは生のドラムセットで練習する際は、練習スタジオを借りて練習することになります。

予約状況やもちろんお金もかかりますので、ただでさえドラムセットに向き合える時間というのは限られてきます。

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そうなると練習時間とその他(機材いじり等)の割合を変えるとかなり時間の差が生じてきます。

では、例えば機材いじりと練習という2つの要素で考えた場合、5:5の割合でやれば良いかというとそうではありません。

だとしたらどういった割合でやれば良いかというと、その時の自分に一番合った割合です。

つまり、その時々でベストな割合というのは変わってくるということです。

それが9:1かもしれないし5:5かもしれない。

全ては今の自分の状況や求めていることが何なのかで変わってくるのです。

これは機材いじりと練習との関係だけでなく、練習内容のバランスでもそうです。

曲の練習と基礎練習の一番のバランスを考えたところで、これという1つのものはないということです。

もちろん、まんべんなく色々とやっていた方が「最近これやってなかったから出来なくなってる・・・」ということは少なくなりますが、人によって能力も状況も違うのでまんべんなくの中にも比率の微調整は必要ですし、状況によっては極端な比率にする必要も出てきます。

時間は無限ではないので、こうするしかないのです。

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バランスというと食事のバランスをイメージすることも多いかと思いますが、食事の場合は栄養のバランスが崩れないように様々な栄養が摂取できることを理想とします。

この考えに縛られすぎてドラムの練習にも応用してしまうと、バランスの良いように見えて今の自分には適していないバランスで練習しているということになってしまいます。

何度も言いますが、このまんべんなく色々なことを均等にやることが今の自分にとって一番適している場合もありますので、まんべんなくやることが悪いということではありません。

この比率での練習メニューを続けていれば間違いないというものがあれば楽ですが、そうはいかないわけです。

つまり、常に自分には何が必要か?何を重点的にやったら良いか?を考え、今の自分にとって一番良いバランスで取り組んでいく必要があるんです。

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