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Multi Drummerのひろいです。
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ドラムを叩いて音を出すということは、スティックを持って振り下ろすという動作によって生まれます。
しかし、スティックを振り下ろすという動作の前には、スティックを振り上げるという動作をする必要があります。
この振り上げるという音を出す以前の動作。非常に重要です。
身体の動きがスムーズに動く道筋にしっかりと乗ってスティックや腕を振り上げることができれば、ドラムを叩いている姿も滑らか且つしなやかに見えますし、その後の振り下ろす動作もスムーズに行うことができます。
演奏面においてもスムーズに安定して叩けるということです。
人によって骨格というのは違いますので、このストロークの道というのは人それぞれ違います。
これは村上ポンタ秀一さんも言っていることですし、生で観ればよりわかりますがポンタさんは自分に合ったストロークの道をしっかりと作っているので、本当にしなやかで腕を振り上げるだけでも芸術性を感じるドラムを叩きます。
そして、そのストロークの道ができているから、しなやかなだけでなくキレや力強さも出すことができます。
このことを先日観にいったポンタさんのデビュー45周年のライブで凄く感じました。
村上ポンタ秀一 デビュー45周年ライブ「音楽境地」観にいってきました!
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意識するのは、振り下ろす時ではなく振り上げる時です。
単純に低い位置から振り上げる時もそうですし、打面をスティックでヒットしてその勢いでそのまま振り上げる時もそうです。
各タイコ、各シンバル、それぞれ自分の道を見つけてその道をしっかりと通ることができるように練習していきましょう。
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