村上ポンタ秀一 デビュー45周年ライブ「音楽境地」観にいってきました!

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Multi Drummerのひろいです。

2018年4月6日 中野サンプラザホールにて行われた村上ポンタ秀一 デビュー45周年ライブ「音楽境地」を観にいってきました。

ポンタさんは大好きなドラマーの一人ですので、これは観に行かなくては!?と楽しみにしておりました。

会場には歴代のPearlの広告、スネアドラムやドラムセットも展示されていました。

開演前からドラマーにはたまりませんね。

物販にてグッズ販売もされていまして、普段は物販でTシャツを買ったことのない僕ですが、今回はTシャツを購入することも目的の1つでして「ポン☆T」のブラックSサイズを購入しました。

18:00開場、18:30開演でしたので色々と写真を撮ったり物販に行っているとすぐに開演時間が近づいてきました。

僕は2階の真ん中あたりの席でしたので、ステージ全体が観やすいなかなか良い席でした。

いよいよライブが開演されると先ずは渡辺香津美さん登場のブロックから始まります。

ベースはグレッグ・リーさんですので、18年ぶりにMOBOIIIを再結成となります。

ユニコーンや遠州ツバメ返し、SPLASHなどのナンバーを聴くことができ、この時点で既に超贅沢です。

ちなみに、今回のライブは「奇跡のJAZZ FUSION NIGT」というタイトルも付いていますので、JAZZ FUSIONの要素中心の構成でそういったジャンルのアーティストの方達が複数出演します。

はっきり言って超絶豪華なメンツを一晩で見ることができました。

なんてたって、渡辺香津美さん、高中正義さん、角松敏生さん、Charさんいうレジェンド的なアーティストが出演し、そのドラムをポンタさんが叩くわけです。

ヤバすぎます!!!

フュージョン好きの僕にはたまらないですし、70年代、80年代にタイムスリップしたようなものです。

渡辺香津美さんの演奏が終わると次のアーティストの転換の間は、MCの田中美和子さんとポンタさんトークで繋いでくれます。

二人のトークもとても面白かったです。

田中美和子さんの声、すごく綺麗な声でした。

 

続いては、高中正義さんのブロックに移ります。

高中さんはこの日、熱があるとのことで近くの病院へ行ってきたとMCで話していました。

ちょっと心配になりましたが、いざ演奏が始まるとそんなことは感じさせない素晴らしい演奏をしてくれました。

僕の好きなBLUE LAGOON、READY TO FLYといった曲がポンタさんのドラムで観ることができ大満足でした。

パーカッションは斎藤ノヴさんですしね。

高中さんの演奏が終わり、再度MCの田中美和子さんとのトークで間を繋いでくれます。

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次に出演するアーティストの思い出を話し始めると、青木さんや浅野さんの名前が出てきます。

キター!!!

この名前が出たということは、次に出演するのは角松敏生さんに間違いないです。

僕は角松さんの大ファンです。

紹介があると、スーツをビシッと着こなしオーラビンビンの角松さんがステージに登場します。

女性の歓声がひときわ目立ちました。

そりゃそうです、普通に登場しただけでカッコいいんですから。

とても58歳には見えません!

ポンタさん、角松さん、MCの美和子さんの3人で軽く思い出話をすると、いよいよ演奏が始まります。

事前に予告されていた曲は、RAMP INとOSHI-TAO-SHITAIでしたが今までの流れからだと、もう1〜2曲やってくれるだろうと思っていると、1曲目はSEA LINEからスタートしました。

SEA LINEも聴きたいな〜と思っていた僕は心の中でガッツポーズ!

しっとりとしたアレンジで演奏され、原曲のようなバブリーな時代の夏の海という感じではなく、秋の夕方の海を感じさせるような少し哀愁をおびたアレンジになっていました。

続いてはバラードナンバーのRAMP INです。

ポンタさんと言ったらバラードの演奏の素晴らしさも数ある魅力の1つです。

そして、やっぱりバラードってライブでひときわ良さを感じさせてくれるんですよね。

イントロのピアノで速攻涙腺が崩壊です。

曲が始まる前にスネアもローピッチなものに交換され、ポンタさんのドラム、角松さんの歌、全てが感動させてくれます。

僕もドラマーでありドラムを教える立場でもあるのですが、あのバラードの演奏を観るとどうやったらあんな演奏ができるのか解析できません。

存在感はバッチリあるんだけど決して主張しているわけではない。

心地良さと迫力のバランス感。

タイム感、音色。

全ての次元が違います。

感動という言葉はこういう時に使うんだなと改めて感じました。

再度、角松さんがギターを手にし、僕が一番楽しみにしていたOSHI-TAO-SHITAIが始まりました。

フュージョン好きで角松さんファンならば間違いなく大好きであろう、キメの嵐の超難曲です。

原曲のドラムはもちろんポンタさんですしね。

あまりに好きすぎて、ポンタさんのドラムでこの曲が聴けることが楽しみすぎて、ライブ前に僕もコピーしましたからね。

ですので、この曲の難しさを実際に体感してから僕はライブを観に行っているわけです。

しか〜し、演奏が始まるとポンタさんのドラムがズレます。

すぐに曲を止めてやり直されます。

すぐさま角松さんが「違う曲と間違ってたよね!?」とマイク越しにポンタさん話しかけます。

そうなんです。これは超納得の間違いなんです。

どういうことかというと、追加の発表で今回のライブにはCharさんも出演することが発表されました。

僕としては、Charさんが出演するならSMOKYを観たいなと思っていました。

あっ、でもOSHI-TAO-SHITAIとキメが似ているから実際1ステージでこの2曲をやるとなると、こんがらがりそうだなとプレイヤー目線で思っていました。

つまり、この間違いでSMOKYを演奏することがわかる人にはわかり、ネタバレとなったわけです。

ライブならではの間違いややり直しという貴重なシーンも観れましたし、この後のCharさんのブロックでSMOKYが観れることを確信したのでこれまた心の中でガッツポーズ。

やり直してからのOSHI-TAO-SHITAIでは、キメとキメの間にスリリングなフレーズを入れたり、その逆に敢えて間を空けることでスリリングさを出したりと、ドラマーにはたまらない演奏をしてくれました。

あれだけキメが多くても全てビシッと合わせるんですよね。

圧巻のプレイです。

ちなみに先ほども言いましたが、僕もこのライブを観に行くにあたりOSHI-TAO-SHITAIを改めてコピーしてみましたので、ちょっと動画を貼っておきます。

「OSHI-TAO-SHITAI/角松敏生を叩いてみるドラマー🥁」 * 恋愛においては情熱的な方ですが、押し倒したことはありません。 だって危ないですから(๑•ω•́ฅ✧ * いやいや、そんなバカなことを言っていられるほど叩くのに余裕のある曲ではありません😆 * というか、凄まじい難曲です❗ * なぜこの曲を叩いてみたかと言いますと、4/6に村上ポンタ秀一さんのデビュー45周年のライブを観に行くんです✨ * 色々なアーティストが出演しますが、僕の好きな角松敏生さんも出演します❗ * そして演奏する曲も既に発表されているのですが、この激ムズのインストナンバーであるOSHI-TAO-SHITAIも演奏してくれるそうです😊 この曲のレコーディングはポンタさんがドラムを叩いています。 * そうなると楽しみすぎるがゆえに、キッズ心が呼び起こされてライブに行く前に自分で叩きたくなってしまうんですヽ( ̄▽ ̄)ノ * もちろん、ポンタさんのように重さと切れ味を兼ね備えた演奏はできませんので、ま〜自己満です☺ 

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「OSHI-TAO-SHITAI/角松敏生を叩いてみるドラマー🥁その2」 * このキメの嵐❗ * 叩くとなると実にヒヤヒヤですε-(;ーωーA フゥ… * しかし、これが良い😆🤘 * 16分音符の2個目から入るキメを叩く場合、わかりやすくするために拍の頭にスネアなどを叩くことが多いのですが、ポンタさんが叩いている原曲のパターンはほば拍頭の音無しでキメから入っていきます☝ * 聴いているとカッカッカッと聴こえても、実際はゥカッカッカッなわけです! * そして、地味に動画のベースソロの16ビートは沼澤さんが叩いていたライブバージョンを参考にしています✨ * 昨日の動画に比べてなんとなく見た目的に大人しくなっているのは、曲も終盤に差し掛かり「ここまで来たからミスりたくないな〜」という気持ちが先行している表れですヽ( ̄▽ ̄)ノ * ダメね〜反省ね〜 * その場に合った振る舞いをすれば良いので、何でもかんでも激しく叩くというわけではないですが、慎重になってる感があまり出てしまうのもね・・・ * ま〜、僕の動画は反省点も含め投稿しちゃうので、そういった点も参考にし役に立ててもらえればと思います😊 * 保盾ひろいさん(@hiroi_roiro)がシェアした投稿 -

角松さんの演奏が終わり一旦休憩に入ります。

その隙に僕はステージ前方へ行き、今回のポンタさんのドラムセットの写真を撮ってきました。

休憩が終わり2曲ほど演奏すると、Charさんのブロックへ移ります。

Charさん登場の際も大きな歓声が上がっていましたね。

軽くステージ上でポンタさんと会話をし、僕も楽しみにしていたSMOKYの演奏が始まります。

この曲も16分音符の裏のキメが所々に出てきますが、切れ味抜群でキメてくれていました。

Charさんがホーンセクションの人たちへ向けて、次の展開へ行く合図をわかりやすく出していたのが印象的でしたね。

優しさが出ていました。

次の曲はポンタさんが是非Charさんに弾いてもらいたいということで、大村憲司さんのTokyo Roseを演奏してくれました。

おそらくCharさんの出演は急遽決まったと思われるので、曲数としてはこの2曲のみの演奏でした。

この後もトリビュート的な演目を披露してくれて、約3時間半のステージをポンタさんはこなしてくれました。

終始、音楽という芸術を堪能できる約3時間半は、ドラマーとして立場からも音楽好きな立場からしても大満足な内容でした。

そして、ポンタさんモデルのスネアが欲しくてたまらなくなった僕なのでした。

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