セッティングがフォームの矯正をしてくれる

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Multi Drummerのひろいです。

近年ではスマートフォンの普及もあって、自身のドラムを叩いている姿を色々な角度から容易に撮影できるようになりました。

つまり、それだけ自身のドラムプレイを客観的に確認することができるようになったということです。

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撮影した自分のドラムを叩いている姿を見ると様々なことに気が付きます。

「叩けている思っていたフレーズが実は出来ていなかった」「音だけ聴く分には問題ないが叩いてる姿がカッコ悪い」「姿勢が悪い」等々

特に姿勢については、自分のプレイに大きく影響し、姿勢が悪いために本来叩けることが叩けないということや、身体の故障にも繋がります。

どの分野でもそうですが、姿勢が悪いことがメリットになるということはほぼありません。

特に、イスに座った状態で両手足を激しく動かすドラム演奏にとっては、姿勢が悪いとそれだけスムーズに体を動かせないということに繋がります。

これが「本来なら叩けることが叩けない」「身体の故障を引き起こす」ということに発展するのです。

セッティングが悪ければフォームや姿勢は悪くなる

叩きやすい叩きにくいはあるものの、一般的な位置に各機材が配置されていればドラムは叩けてしまいます。

しかし、セッティングというのは自分が思っている以上に、ドラム演奏においてもの凄く重要項目です。

スポーツをする時に、サイズの全然合っていないクツや服装をしていては、その競技がやりにくいということがわかると思います。

そんな状態では勝てる試合も勝てなくなります。

パソコン作業を常にやっている人が、自分の体に合っていない椅子や机の高さで作業をしていては、肩こりや腰痛を引き起こし作業効率が下がってしまいます。

どちらの場合も、出来なくはないけれど本来の自分のポテンシャルを発揮できないという状況に陥ります。

これと同じなのが、ドラムのセッティングをしっかりとしていないということです。

人それぞれ骨格が違いますので、各機材の高さや角度の調整は必須なんです。

しかし、実際は適当なセッティングでもドラムというのは叩けてしまいます。

でもそれは、本来のポテンシャルを発揮できていないということに繋がっているのです。

となると、自分に合った叩きやすいセッティングとはどういったものか?となってきますので、そういったセッティングについての内容も僕のレッスンではしっかり教えていきます。

レッスン詳細

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セッティングでフォームの矯正

ここでセッティングにおいての考え方を1つ紹介します。

それは、理想のフォームや叩き方になるセッティングに毎回きちんとセッティングし、フォームを矯正するということです。

もちろん見た目的な部分とプレイ内容がリンクする理想なフォームということです。

見た目はカッコイイけど、ものすごく叩き辛いというのでは本当に良いセッティングとは言えないですからね。

もっと言うと、叩きやすいセッティングというのは自然とキレイで美しくかっこいいセッティングになります。

話を戻しますが、フォームの矯正の際に特に意識してほしいのが、叩いている時の姿勢と叩くべき各楽器の位置を毎回自然と叩けているかどうかということです。

背筋を伸ばして姿勢良く叩きたいのであれば、その姿勢を伸ばした状態で叩ける高さのセッティングにします。

これが毎回適当な高さにセッティングしていると、背筋が曲がった状態でも叩けてしまう高さだとフォームの矯正はできませんよね。

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楽器を叩く位置もそうです。各タイコの中心を自然と叩けるセッティングにしている場合と、そうでない場合では全然フォームが違ってきます。

もちろんタイコだけでなくシンバルだってそうですし、これが体の軸のブレに繋がり、本来のポテンシャルを発揮できないということに繋がっていきます。

それだけセッティングというのは重要ですし、フォームが矯正されると毎回安定したプレイができるようになります。

叩くという行為だけでなく、こういった部分も意識してみてください。

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