おすすめのドラム教則本や教則動画なんてないことを理解しよう!あなただけに向けたピンポイントな内容なんて載ってない

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自分に合う教則本はないかな?

今の悩みを解決してくれる動画はないかな?

と教則本を次から次へと買ったり、教則動画をネットで見あさったりしている人は多いです。

 

前提として、そういった熱心な姿勢はとても良いです。

しかし、熱心さが成果と身を結ぶのは、その熱量を向けた先がどこかで変わります。

現状では、良い教則本や教則動画を探すということに向いているかと思いますが、結果としてその成果が出ていないわけです。

 

自分に合うものや、悩みを解決してくれるものがそんなにすぐに見つかるわけがないから、ある程度時間がかかるものだと思っていませんか?

今回はそういった考え方や、教則本・教則動画とはどういったものなのか?の本質を解説していきます。

タイトルだけを見ると「教則系のものなんて役に立たない」ということかと思うかもしれませんが、そうではなくどう向き合うものなのかを解説していきます。

実際は多くの人が思っているようなものではないんですよ。

 

「知る」と「出来る」は違う

まず本題へ入る前に、教則本や教則動画を読んだり観たりすることが好きな人・必要と思っている人に多い傾向を紹介します。

これから紹介する傾向は非常に危険なので、しっかりと理解し当てはまる人は改めてください。

本当に重要です!

 

先程も言いましたが、教則系のものを見るということは「自分にとって知らない知識や、不十分なことの理解度を高めるということ」に貢献します。

ざっくり言うと「知識を得ることができる」ということです。

これはとても良いことです。

 

しかし、気をつけなくてはならないのは、「知ること」と「出来ること」を一緒にしてしまうということです。

「どのような奏法がある」「どのような練習方法がある」ということを知っても、それは

知っただけで出来るようになったわけではありません。

 

うんちくばかり語りいかにもドラムが上手そうという雰囲気を出しているが、実際のプレイは全然ダメという人がいます。

ドラムを始めたばかりの人なんかに得意げにうんちくを語るある程度の歴のあるドラマーがいますが、僕がその人のプレイを見れば

お前、偉そうに語ってるけどできてねーからな!!!

という人は結構います。

 

本当に上手い人って、聞いてもいないのに余計なことって言ってこないものです。

だって本質を理解している人にとっては1つのことを教えるにしても色々なことを説明しなくはならず、他人にそれを教えるのは凄く面倒なんです。

膨大な労力がかかります。

レッスンをしている等でお金をもらって教える立場にあるのなら別ですが、ちょっと知り合い・顔見知りというだけでタダでそんなことしたくないわけです。

せいぜい「頑張ってね」と言うくらいです。

「本当に上手い人ほどタダでは大切なことは教えてくれない」

「見せかけの奴ほど間違った余計なことを、聞いてもいないのに言ってくる」

ということを覚えておいた方が良いですよ。

 

また、別のケースとしては感覚で出来てしまっている上手い人も余計なことは言って来ません。

だって感覚で出来てしまっているから、言葉で説明が出来ないんですから。

 

少し話が脱線してしまいましたが、こういったうんちく野郎の予備軍は教則系のものを知ることが好きな人には多いです。

そういったことを知らない人よりも、知っている自分の方が優れていると思ってしまうということです。

重要なことは「出来る」ということです。

知っていても出来なければ、知らなくて出来ないのと同じです。

 

そして、「知らなくても出来る人」とは立場が違います。

もうその人は「出来る」というステージにいるんです。

極端なことを言うと、ドラム用語や練習方法を知らなくても結果的にその内容が出来ていれば良いわけです。

 

あなたが何をやりたいのか?ということは「ドラムを叩く」という、体で行う動作から発せられる「音を奏でる」ということが実際に出来るということです。

自分が思い描くプレイが実際に出来るということです。

「知っているけど出来ない」ということと「知らないけど出来る」ということでは、ドラマーとしての能力は全然違うんです。

そして、これが「知っていて出来る」になれば、教えるということも出来るようになるわけです。

 

重要なのでもう1度言います。

知っていること」と「出来るということ」は違うんです!!!

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あなただけに向けたものではない!教則系(本・動画)は大多数へ向けたもの

では教則系の内容がどういったものなのか?の本題に入っていきたいと思います。

まず第一に言えることは、

あなただけに向けた内容ではないということです。

 

本にしてもDVDやネットの動画にしても、その内容は大多数に向けての内容です。

ある程度ターゲットを絞った内容だったとしても、決してあなた一人に向けてではありません。

初心者向けの内容だったとしても、それは全世界の初心者に向けての内容です。

あなたが初心者だったとしても、あなた一人に向けてではないのです。

教則本や教則動画というのは、一人ひとりに対応出来るほどの適応力はないのです。

つまりこれがどういうことかと言うと、

その内容をそのままやっても効果は出にくいということになります。

なぜならば、今の現状というのは人それぞれ違うからです。

同じことを苦手としている人でも、その苦手な原因は人それぞれです。

例えばダブルストロークが出来ないという人がいて、教則本には「こんなエクササイズをすると良い」と書いてあったとします。

しかし、そのエクササイズをやるにしても別の要素が関係して上手く出来ないというケースは頻繁にあります。

そして、その別の要素は人それぞれなわけです。

 

人によっては書いてある内容をそのままやるだけで解決するという人もいますが、それはその人の現状でのドラマーレベルが高いケースです。

ドラマーとしてのレベルが高い人ならば、エクササイズを見ただけで「何がどうなっているか?」「何に気をつけてやらなければならないか?」「今の自分に足りていないポイントは何か?」「他にやらなくてはならないことは何か?」がすぐにわかるのですから。

大多数に向けた内容を「自分にとってはどうすれば良いか?」を自分で考えられるわけです。

そもそも、そういった人ならば何か良い教則本はないか?と意欲的に探さなくても、参考になる演奏を観て自分で考えれば良いんですけどね。

 

教則本を読んだり教則動画を見るということは、誰でも手っ取り早くノウハウを知れる便利なものと思いがちですが、

実際は、本当の意味で理解するには難易度が高いものなんです。

つまり、わからないから読んだり見ているのに、わからない人には結局のところ本質は理解できないのです。

だって一方通行なんですから。

そういったことを理解できる人にとっては、そもそも必要ないものということでもあります。

 

困りましたね・・・「わからないから読んでいる」「勉強したいから見ている」のにその目的は実際には果たされていないのです。

では、次の項目からそれらを解決していく方法を紹介していきます。

 

自分で考え調整してこそ効果を発揮

先ほどの項目でも言いましたが、教則本や教則動画は大多数へ向けた内容です。

自分だけに向けられた内容ではありません。

そこで必要になってくるのが、その大多数へ向けた内容を自分に向けた内容に変更することです。

つまり、自分に合うように自分で調整するということです。

 

ここで少し直接の指導となるレッスンとの比較をしてみましょう。

これが個人レッスン等では、自分だけに向けて現状を考慮した上でのアドバイスをもらえます。(その講師が的確なアドバイスをしてくれるかどうかという問題はありますが)

ここが個人レッスンとの大きな違いの1つです。

個人レッスンならば「あなたはここが特に苦手だから、別のこちらのエクササイズも合わせて練習していこう」というプラスαの内容を付け加えてアドバイしてくれます。

「音符通りに正確に叩けてはいるけど、音量バランスが良くないので気をつけよう」などと、実際にそのエクササイズをやってみてのフィードバックももらえます。

 

しかし、教則本や教則動画からはそのないようなアドバイスやフィードバックがもらえることはありません。

現状の自分に向けた内容に調整し、自分で出来ているかどうかの判断もしていかなくてはならないのです。

つまり、自分で何かを考える上での参考資料の1つというのが、教則系の本質的なポジションです。

資料をもとに自分で様々なことを考え、判断していくのです。

 

参考資料の1つという言い方をしたのは、別に何か(練習方法など)を考える上では教則系の内容からでなくても良いのです。

好きなドラマーや、自分が求めている内容に長けているドラマーのプレイを観たり聴いたりしてそこからでも良いわけです。

自分の過去の経験から考えても良いわけです。

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自分で考えるには「基礎力」と「本質」の理解が必要

前の項目では、教則本や教則動画からは個人レッスンのようにプラスαのアドバイスや実際に内容をやってみてのフィードバックはもらえない。

「自分で内容を調整し自分で出来ているかどうかの判断をしていかなくてはならない」ということを言いました。

とは言ったものの、「実際にどうすれば良いのか?」「そういったことが出来るようになるにはどうすれば良いのか?」と思ったでしょう。

では、その説明をしていきます。

 

自分には本に書いてあることを今の自分用に調整することなんてできないし、叩いた(練習)内容が出来ているかどうかの判断も正確に出来ないと多くの人が思います。

そうなんです、今のままでは出来ません。

そして、この悩みを解決する方法は「こんなことをしてみたら良いよ」「こんな風に考えると良いよ」と、ちょっとアドバイスをして出来るようになるものでもありません。

 

では、本題です。

まず、結論を言いますが必要になってくる要素は

「基礎力」と「本質」の理解です。

これが理解できていないと、自分で考えることも判断することも出来ません。

 

また、基礎力というのは理解だけでなく身につけている必要もあります。

基礎が出来ていないといけないということです。

実際に出来なければ、具体的に本質を理解することが出来ないからです。

 

ドラムのフレーズというのは「両手足の音符の組み合わせ」で構成されています。

その構成とは、「その1つ1つのがどういった音符なのか?」「どういった音量で鳴らすのか?」「どういった音色で鳴らすのか?」という3つの要素に分解することができます。

そこからさらに、その音符を鳴らすべきタイミング・音量・音色で鳴らすために身体の動きをどうするか?身体の動き以外にそれらに関連することはあるのか?に考える要素が発展していきます。

 

このようにフレーズを紐解いていった先にあるのは、

基礎」です。

また、こういった基礎力と音楽特有の芸術性を総合したものが、

「本質」です。

もうすでに言ってしまいましたが、自分で考える力・調整する力は、

「紐解くことが出来るかどうか?」が重要になっていきます。

 

例えば、あるフレーズがあったとします。

そのフレーズは1~6の6個の要素が組み合わさって構成されているフレーズとしましょう。

紐解く」というのはそれらを1つ1つに分解する能力です。

それらを紐解き1つ1つに注目してみると、

何らかの基礎的な内容と結びつきます。

1~3はAという基礎的内容と結びついている、

4~6はBという基礎的内容と結びついている、

という感じです。(実際にはもっと細かくなります)

 

そこから、自分が現状で出来ていないものは何かを見つけていきます。

例えば、4~6の要素が出来ていないのであればBという基礎力が弱いということになり、まずはその基礎力を強化する必要があります。

その苦手な基礎力を強化したら、具体的に使われている4~6の内容を個別に練習していきます。

次の段階としては、残りの1~3の要素と組み合わせて出来るかのチェックをしていきます。

そうすると、単体でならば出来るようになったものが急に出来なくなることに気づきます。

どの組み合わせになると出来なくなるのかが分かったら、その組み合わせだけでの練習をしていきます。

例えば、練習して出来るようになった6の要素が単体でならば出来るが、3の要素と組み合わさるとで出来なくなるという場合でしたら、その組み合わせを徹底的に練習していくわけです。

 

そうやって「紐解き・分解」することができないと、そのフレーズに対しての自分の本当の弱点が見えてきません。

闇雲に完成形のフレーズを延々と練習しても、何が原因で自分はそのフレーズが出来ていないのか?がわからないので、練習しても一向に出来るようにはなりません。

ちなみに、ドラムは両手足を組み合わせて奏でる楽器ですので、構成される要素も多く紐解くことの難易度は高いですし、組み合わせのバリエーションも多くなります。

こういった人それぞれの弱点となる組み合わせが発生しますので、一人ひとりに対して本や動画だけでは対応できないわけです。

 

また、このような構造でフレーズが出来ていて、その構造を理解した上でどうやって練習していけば良いか?を理解するということも、本質の1つです。

 

「基礎力」と「本質」を学ぶには

ここまで読んだ人は「なるほど!」と思うことがたくさんあったかと思いますが、まだスッキリしない要素があるでしょう。

「基礎力」や「本質」はどうやって学ぶのか?ということです。

先ほどの項目では1つのフレーズを紐解いていくと「全て基礎に繋がる」ということを言いましたが、そもそも基礎とは何なのか?と思った人もいるでしょう。

基礎がわからなければどこまで紐解けば良いかもわかりませんし、紐解いたものをどうやって練習し質を高めていけば良いかがわかりません。

 

では結論ですが、「基礎力や本質をどうやって学ぶか?」についての具体的な良い方法は何かと言いますと、

それらを教えてくれる、良い師に出会いうことです。

つまり、人から直接教わるということです。

ドラムレッスンの講師から、先輩ドラマーから、もしかすると僕かもしれません。

 

その師がどういった立場の人かは関係なく、基礎力と本質をしっかりとその人自身が理解をしていて教える能力もあることが必須条件になり、こういった師に出会う必要があります。

そもそも、基礎力もなく本質も理解していない人では教えることは出来ません。

また、理解はしていても教えることが下手、感覚で身につけているので言葉で説明することが出来ないというのもダメです。

 

少しドラム講師の話をしますが、しかしながらこういった教えるべきことを教えることが出来ない講師は世の中に充満しています。

教えるということを仕事にしているにも関わらずです。

せっかくお金を払って時間を作ってドラムレッスンに通っているのに、その労力を無駄にしてしまうことになっている人(生徒)はたくさんいます。

僕の所へレッスンに来ている生徒さんで以前に他の所で習っていたという生徒さんもたくさんいますが、話を聞く限り良い先生のもとで習っていた生徒さんは一人もいません。

これはその生徒さんの最初のプレイ(僕の所へ来て初めての)を見れば話を聞くまでもなく、何も大切なことを習ってきていないことはわかります。

 

また、僕自身も音楽学校に2年間通っていたこともありそこには10人前後の先生がいましたが、良い先生もいればイマイチの先生もいました。

音楽学校ですらイマイチな先生はいるんです。

むしろ、割合で言ったらイマイチな先生の方が多かったです。

 

現在レッスンに通っている人はレッスンの内容を思い返してみてください。

曲の練習やフレーズの練習ばかりやっていませんか?

よく解説もせずに「こうやるんだよ」と見本を見せただけで終わることはありませんか?

叩くこと以外にドラムプレイに関係する重要なことを教わりましたか?

 

もちろん、上手くなることではなく「楽しませる」ということだけを目的にしているレッスンならば、上記の質問が当てはまるケースはありますが、

そもそも楽しさって「上手くなって自由自在にドラムを叩けるようになるから楽しいんじゃないですか?」「自分が成長したことを感じられるから楽しいんじゃないですか?」

この記事を読んでいて現在レッスンに通っている人がいたら、改めて上記の質問を考えてみてください。

ドラムを仕事にしたいと思っている人はもちろんですが、趣味としてドラムをやっていきたいと思っている人もです。

そういったことをより詳しく解説している記事を以前に書きましたので、下の記事も合わせて読んでみてください。

ドラムが好きor憧れがあっても、ドラムが最高の趣味になる人とならない人がいる
 

何を言いたいかと言うと

良い師に出会うことはとても難しいんです。

これはどの分野でもそうですね。

講師をはじめとする良い教える人が世の中にいないわけではないです。

しかし、イマイチな人の方が割合的に多いので、出会う難易度が上がるということです。

 

ちなみに、もし良い師に出会うことが出来たら、ひとり立ち出来るまではとにかくその師についていくことが必要です。

良い師に出会えば、ひとり立ち出来る時が来ます。

ひとり立ちとは、人に教わらなくも自分で考えていけるレベルになるということです。

 

ちなみに、ドラムの演奏技術については常に腕を磨いていかないといけない「一生練習」ですので、ひとり立ちの時期をドラマーとしての腕をメインに判断するわけではありません。

自分で考えることの出来る能力が備わったかどうか?ということです。

とは言っても、ある程度しっかりとした基礎力が実際に身につき、論理と実際の動きが結びついていないと本質は理解できないので、技術的な面については最低でも基礎力はその師のもとでしっかりとチェックしてもらいながら磨いてからということになります。

 

さらに言っておくと、

イマイチな師に習っていたのでは一生ひとり立ち出来ません。

レッスンであるならば、永遠にレッスン料を搾取されます。

なぜか?という理由はここまで読んでいればわかると思いますが、「満足な技術が身についていないこと」と「自分で考えるための基準や思考力が身についていない」からです。

 

次のライプでこの曲をやることになったからと、その都度教えてもらわなくてはなりません。

何か問題(上手くできないフレーズ等)が発生するたびに、「これはどうやったら出来るようになるんですか?」と聞かなくてはなりません。

しかも、教わる解決策は的確な解決方法ではないので、練習してもなんとなくでしか対応が出来ません。

つまり極端な言い方をすると、「上手くならない」ということです。

 

良い師に出会いそこから学ぶべきことを学んで、本当の意味でひとり立ちが出来れば壁にぶつかったとしても、その的確な解決策を自分で考えることが出来ます。

そして、その解決策(練習方法)を実践し、それが出来ているかどうかの判断も自分で出来るわけです。

ここが良い師に出会い本当の意味でひとり立ちが出来た人と、イマイチな師のレッスンを受け続け永遠にレッスン料を搾取される人の違いです。

 

一般的なスクールやレッスンは多くの生徒に長くレッスンに通ってもらうことを目的としています。

「レッスン料(お金)×生徒数×通っている年数(期間)」という3つの要素の数字をそれぞれ大きくすれば、レッスンからの売り上げが上がるわけですのでね。

レッスン料に関しては上げれば良いというものでもなく、レッスン料によって生徒数にも影響が出るのでバランスをとっていかなくてはなりません。

しかし、通っている年数(期間)に関しては工夫をすれば数字を大きくすることが出来ます。

どうするかというと、ひとり立ち出来るレベルにしなければそれだけ長い期間、生徒は通うわけです。

わかりやすく言うと、上手くさせない・自分で考える能力をつけさせなければ良いのです。

もちろん、上手くならないと「このレッスンは良くないな・・・」と生徒が辞めてしまいますので、楽しませるという要素を加えることでそれを防ぎます。

手っ取り早い楽しませ方が、曲をやらせることです。

また、実践的なフレーズをやらせることも楽しませることの1つです。

どちらも、それ以前に基礎力というものが不可欠になりますが、基礎練習というのは重要な要素ですがつまらなさを感じる人も多いです。

また、習得するにも膨大な努力(練習)が必要です。

だったら重要だけどつまらない基礎はある程度省いてしまって、目先の楽しさを感じやすい曲の練習や実践的なフレーズ練習をさせた方が生徒を引き止めておくことが出来ます。

もちろん基礎力が備わっていないので、曲の練習をやっても見る人が見れば全然出来ていないのですが、本人はなんとなく叩けるようになっているので上達していると勘違いをします。

本当に上手くなりたいと思っている人にとっては恐ろしいシステムですね。

また、システムついでの話をすると、レッスンの契約形態のシステムも辞めにくいものにしてしまえば、辞めることが面倒でずるずると続けてしまうことになります。

 

もちろん、努力はしたくない・手っ取り早く楽しさを感じたいという人はこういった流れでも良いかと思いますが、楽しさって自分が上手くなって「自由自在にドラムが叩けることではないのですか?」「自分が成長することではないのですか?

もう一度考えてみてください。

 

と、この話はあくまで「基礎や本質を理解しているがあえて十分に教えない」というケースです。

このケースよりも多いのが、

そもそも基礎力もないし本質も理解していないので、とりあえず楽しんでもらえる曲の練習やフレーズ練習を毎回レッスンでやるという講師やドラムスクールです。

こちらの方が圧倒的に多いです。

 

ま〜どちらにしても、基礎と本質を学ばせてはくれないので、見せかけの上達だけを感じ永遠にレッスンに通うことになるわけです。

僕は、世の中の多くのこういったドラムレッスンやドラムスクールが嫌いですし、もし自分が生徒として通っていたらと考えると恐ろしくなります。

ということで、僕のレッスンではガッツリと基礎を教えています。

本当の基礎的なことってすごく難しいので苦戦する生徒さんは多いですし時間はかかりますが、着実に上手くなっていきますし自分で考えることができるようになっていっています。

そこから発展させて本質を教えています。

叩くこと以前に重要なこともあるので、そういったことも念入りに教えます。

経験の有無は関係なく、本当にやる気のある人だけに来てもらいたいですし僕自身もそういった人にだけ教えたいので、いい加減な気持ちの人とやる気のある人の差別化をするためにレッスン料も高めに設定しています。

僕は生徒さんに本当の意味でドラムが上手くなってもらいたいですし、自分で考え判断することが出来るようになり、僕のもとから最終的にはひとり立ちしてほしいと思っています。

そして、ドラムの本当の楽しさを感じてずっとドラムを続けてほしいと思っています。

皆さんも良い師に出会えると良いですね。

 

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